待望のV8 & AWD搭載!フルモデルチェンジ版・新型メルセデスAMG GTのティーザー画像が公開!トヨタ新型GRスープラの売上げの約半数が6速MTであることが判明

(続き)やはりトヨタ新型GRスープラの6速MTモデルは人気だった

続いて、トヨタとBMWの共同開発によって販売された新型GRスープラ(Toyota New GR Supra)ですが、本モデルの6速MT版が日本やアメリカなどでもラインナップされています。

元々は2.0L直4ターボと3.0L直6ターボともにATモデルのみの販売を計画していたとのことですが、数多くのスープラファンからの要望により、排気量3.0L 直列6気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載するグレードに限定し、6速MTモデルが追加設定されたとのこと。

スポーツカーはもちろんのこと、6速MTを搭載するスポーツカー自体、絶滅危惧種レベルとなってきましたが、国産スポーツカーで6速MTを搭載するのは、GRスープラやホンダ・シビックタイプR(Honda Civic Type R)、日産フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z)、マツダ・ロードスター(Mazda Roadster)ぐらいとなっています。


6速MTを搭載した500台限定の特別仕様車含めても1,200台以上を販売

そんな6速MTを搭載するトヨタGRスープラですが、海外カーメディアRoad&Trackの報道によると、どうやら北米市場向けとして販売された、2023年モデルのGRスープラを購入した内の47%が6速MTを選択していることが明らかとなりました。

6速MTモデルの販売台数はが1,216台とのことで、決して爆発的に売れたというわけではなく、当時6速MTをベースに500台のみ限定販売されたA91-MT Editionも含めての1,216台となるため、ノーマルベースの6速MTだけだと716台という結果に。

なおGRスープラに搭載する6速MTは、BMWが提供する6速ユニットがベースになっているそうですが、カスタマイズやチューニングはトヨタ独自にて行われ、不要な要素を取り除いて軽量化し、ギア比を変更して速さを感じられるようにアップデートしたとのこと。

加えてトヨタは、リンケージとシフターが新しくし、特にドライバーにとってトランスミッションの感触・レスポンスを向上させるためにi-MTレブマッチングソフトウェアを開発。

これにより、更にGRスープラのドライビングプレジャーが高まるとのことですが、今回発表された1,216台がピークとなるのか、それとも今後も更に販売台数を伸ばすのかは、引き続きRoad&Trackのレポートを楽しみに待ちたいところです。

トヨタ関連記事

Reference:CARBUZZ, Road&Track