フルモデルチェンジ版・トヨタ新型40系アルファード/ヴェルファイアのキャンセルが増えている?相場下落により転売ヤーが早期リタイアしている?

(続き)トヨタ新型ヴェルファイアよりもアルファードの方がキャンセルが増えている?

そして、今回の取材で意外だったのは、トヨタ新型アルファード/ヴェルファイアのキャンセルは徐々に増えているものの、そのほとんどがアルファードのキャンセルだということ。

単純に「2台目のアルファード」をキャンセルするユーザー(法人メイン?)が増えているだけ?だとは思うものの、実は法人でもヴェルファイアの人気は非常に高く、「2台目のヴェルファイア」を予約している方も多いとのことですが、なぜか「2台目のヴェルファイア」の予約キャンセルはほとんど無いとのこと。

法人契約の場合であれば、リース/サブスクリプションKINTOは明朗会計にも繋がりメリットはあると思うが

あと法人契約ともなると、リース/サブスクリプションKINTOにて契約されている方も多いとのこと(経費処理としても明朗会計なので、個人的にはいつか利用してみたいと思う)。

しかもKINTOの場合であれば、従来のキャッシュやローン、残クレに比べて納期も短縮されるとのことで、メーカーオプションの制約はあるものの、仕様によっては2023年8月お盆明けに契約しても2023年末までに納車が可能との情報も。

特段強い拘りなどがなければ、(トヨタが強く推奨する?)KINTOにて納期優先で契約するのもアリだと思いますが、キャッシュやローンなどと違って途中売却などはできず、基本的には返却+途中解約金が発生することを考えると(つまり手元には何も残らずマイナスになるだけ)、生活環境が変わって車が不要になる可能性がある方や、短期乗り換えの方からするとメリットは少ないかもしれませんね。


2024年9月以降の受注受付けはどうなる?

ちなみに、今回取材させていただいたトヨタディーラー4社が、2024年8月までの初回生産・受注枠が全て埋まっていることに加え、今後の納期目途が立つのも2023年秋頃を予定しているとのことで、それまで2024年9月以降の注文枠は受け付けていないとのこと(つまりは受注一旦停止中だが、口約束程度の予約は可能とのこと)。

次回2024年9月以降の2回目?生産・受注枠に関しては、トヨタディーラー各自が独自に設定する抽選という名の選別で受注を受け付けるのか、それとも先着順にて受け付けるのかは不明(抽選であれば先程の予約は効果なしの恐れも?)。

ただ、一部報道でもある通り、2024年9月以降にはエントリーグレードG/Xや、最上位グレードとなるプラグインハイブリッド(PHEV)の追加ラインナップの可能性もあるとのことから、ようやく全グレードがラインナップされ、下位グレードを検討していたユーザーも増えて一気に争奪戦が強まることも考えられるかもしれません。

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