トヨタGR86を新型クラウンクロスオーバー顔に移植したチューナー現る!日産はリーフの後継モデルとして「ミニアリア」を発表するとの噂が浮上

(続き)日産が新たなコンパクトクロスオーバーのピュアEVを発表する?

日産のピュアEVモデルとしてラインナップされているアリア(Nissan New Ariya)やリーフ(Leaf)、そして軽自動車タイプのサクラ(New SAKURA)ですが、今回新たなピュアEVが登場するとの噂が浮上しています。

海外カーメディアAutomotive Newsの報道によると、アメリカの日産ディーラーがメーカー主催の勉強会に参加し、その際に新型アルマダ(New Armada)やキックス(New Kicks)、ムラーノ(New Murano)といった新型車に関する情報に加え、「3台のピュアEVモデル」が披露されたとのこと。

具体的にどういったピュアEVモデルなのか、早速チェックしていきましょう。


日産が次に発表するピュアEVモデルは、リーフの後継モデル?

海外カーメディアAutomotive Newsの報道によると、日産が次に発売するであろうピュアEVモデルは、リーフの後継モデルが最も濃厚とのことで、その個体は「アリアをコンパクトにしたデザイン」とのこと。

スタイリングとしては、以前日産がティーザー画像で公開したようなクーペクロスオーバー風で、足もとのタイヤアルミホイールも大口径でスポーティな印象を与えていたそうです。

さらに重要なポイントとして、リーフの後継モデルになるであろうこの個体は、航続可能距離が+25%増加すると言われていること。

海外市場向けとして販売されているリーフのEPA航続可能距離は240kmと341kmなので、これに25%増加するとなると、1回の満タン充電で最大 約426km走行できる計算になりますから、コンパクトなクーペクロスオーバーという立ち位置で考えたら中々に魅力的なスペックだと思います。

他2車種はアリアの派生モデルと高性能ピュアEVセダンとの噂

ちなみに、他2つのモデルは更に謎に包まれていて、3つすべてが2020年代後半に登場すると予想されています。

1つ目の個体は、先程の通り「ミニアリア」と表現できるクーペクロスオーバーで、2つ目がアリアと同じCMF-EVプラットフォームを採用するミドルサイズSUVとのことで、アリアよりも少しだけ大柄になることが予想されます。

そして3つ目が、高性能ピュアEVセダンと云われていて、どうやらマキシマ(Maxima)の後継モデルといわれているそうです。

日産は元々、このモデルが最終的に復活することを概ね認めていたこともあり、マキシマがピュアEVモデルとして復活すること自体はそこまで大きな驚きではないものの。いよいよクロスオーバーやハッチバック、軽自動車以外のカテゴリーにも新たなEVが追加されるというのは、日産にとっても大きな転換期を迎えることになりそう。

新型キックスの存在も気になるな…

Automotive Newsのインタビューにて、サラッと紹介されていますが、個人的に最も気になるのはフルモデルチェンジ版・新型キックス。

こちらは前回のブログでもお伝えした通り、メキシコ工場にて保管されていた工具(治具?)が盗まれたことにより、生産開始時期が最大5か月も遅れるとのことで、それに合わせて発売時期も遅れるとのこと。

現時点では具体的な工具・治具は明かされていないものの、その工具を再び準備・生産するのに5か月近くかかることを考えると、最もイメージしやすいのは「金型」ですし、どういった経緯で盗難被害を受けたのかも気になる所。

あくまでも社内的な情報とのことですから、これ以上の踏み込んだ情報は展開されていないものの、社外もしくは社内の人間が盗み、そのまま転売した可能性もありますし、個人的な恨みから盗みを働いた可能性があるなど、様々な理由が考えられそう。

何れにしても、新型キックスの発売の可能性が2024年にあることは濃厚で、日本市場向けも市販化の可能性は高そうです。

日産関連記事

Reference:CARSCOOPS, CARBUZZ