新型ZR-Vは今後荒れるかもな…ホンダが2023年8月「3回目」の最新工場出荷目途一覧を更新!納期は全体的に短縮傾向…ヴェゼルはしばらく改良せず?

(続き)ホンダの主要ラインナップモデルに関する最新情報をチェックしていこう

ここからは、私がいつもお世話になっているホンダディーラーにて得られた、既存ラインナップもモデルの最新情報についてチェックしていきましょう。

新型ZR-Vは2023年10月に受注再開!値上げと共に特別仕様車も追加予定

まずはホンダのDセグメントSUVモデルとなる新型ZR-V。

既に当ブログでもお伝えの通り、2023年10月中旬より、もともと受注停止していた「ブラインドスポットインフォメーション[BSI]+後退出庫サポート」標準装備のX/e:HEV X/Z/e:HEV Zの4種類が受注を再開し、更に材料費+物流コスト+電気代高騰の影響を受け、車両本体価格が+10万円ほどアップする予定です。

一方で、「BSI+後退出庫サポート非装着」グレードに関しては、2023年9月21日で受注終了を予定しています。

またこれにあわせて、特別仕様車も追加設定される予定ですが、2023年11月に発表されて11か月が経過するタイミング(2023年4月の発売時期から考えると僅か半年ですが…)での追加となるため、「まぁ、年次改良のタイミングではあるけど…」とはなるものの、未だ納車されていないユーザーが多い中での特別仕様車は、特別装備の内容次第では大きく荒れる恐れも高そうです。


ヴェゼルの受注再開目途は立っていないが、納期は短縮されている模様

最後は新型ヴェゼルについて。

ガソリンGやe:HEVモデルの受注が停止しているヴェゼルですが、こちらは2023年8月下旬時点で受注再開の目途は立っていないものの、納期としては全体的に1か月~3か月ほどの短縮傾向にあるとのこと。

一方で一部改良やマイナーチェンジ情報に関してですが、2024年モデルでは法規制対応以外の情報が無く、特にグレード追加や特別仕様車の追加に関する話も無いため、このまま大きな仕様変更もなくマイナーチェンジのサイクルを通過することになりそう。

そろそろ大幅な商品改良が欲しいヴェゼルですが、やはり材料費や物流コストの高騰などから、商品力をアップするとなると車両本体価格が大幅に跳ね上がってしまう恐れがありますし、ホンダとしてもできるだけ今の価格帯を維持していきたいのかもしれません。

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