遂にヘッドライトが光った！「工具の盗難被害で生産遅れ」と話題のフルモデルチェンジ版・日産の新型キックス。久々に開発車両をスパイショット

2023-08-29

(続き)日産の新型キックスの開発車両をチェックしていこう

引き続き、日産の新型キックスの開発車両を見ていきましょう。

サイドは伸びやかなクーペクロスオーバーであることは、前回のスパイショット画像でも確認できましたが、次期型ではボディサイズやホイールベース含めてサイズアップするのか(画像を拝見する限りでは全長は延伸してそうだが…)、それとも現行モデルと同等レベルに抑えてくるのか、それともセレナ(C28)のように使い勝手を考慮してコンパクトにしてくるのかも気になる所。

インテリアもほんの少しだけ見えますが、運転席にはメーターフードらしきものが確認できることから、ノートオーラ(New Note Aura)やセレナ(C28)のようなフードレスの剥き出しにはならず、新型エクストレイルe-POWER(New X-Trail e-POWER, T33)／新型フェアレディZ(New Fairlady Z, RZ34)のようなメーターフード有りのデザインになりそう。

ちなみに現行キックスのコックピットはこんな感じ。

メーターフードが設けられ、7インチ液晶メーター＋アナログメーターのハイブリッドタイプとなりますが、次期型ではノートオーラの流れを汲んで12.3インチフル液晶メーターが濃厚になると予想されます。

パワートレインは現行キックスからキャリーオーバー？

こちらはリヤクォータービュー。

プラットフォームについては、以前より噂されている現行ノート／ノートオーラと同じCMF-Bプラットフォームが採用されるものと予想され、駆動方式も前輪駆動[2WD]／四輪駆動[4WD]の2種類を設定することが期待されます。

一方でパワートレインは、現行同様に排気量1.2L　直列3気筒自然吸気エンジン＋電気モーターを組み合わせるシリーズハイブリッド(新世代)e-POWERと、北米市場などでもラインナップされている排気量1.6L　直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するガソリンモデルの2種類が引き続きラインナップされると予想。

一部報道されていた排気量1.5L　直列3気筒VCターボエンジン＋新世代e-POWERは、エクストレイルとの差別化の意味も含めて設定される可能性は限りなくゼロに近いものと予想しています。