遂にEVスポーツカーとして復活?ホンダが「プレリュード」の商標を出願…日本人に納車された三菱レグナムが「25年ルール」をクリアしてアメリカの競売にて出品

現時点ではまだ何とも言えないが、ホンダの次期EVスポーツカーにプレリュードの名が復活するならば激アツ

ホンダは、2023年9月に創立75周年を迎えることとなりますが、まさかのこのタイミングで同社が「プレリュード(Prelude)」という名の商標を出願していたことが明らかとなりました。

ホンダといえば、FL5型の新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R)や、ハイブリッドスーパーカーのNSXタイプSをラインナップしてきましたが、「ホンダ創立75周年のタイミングで次期プレリュードがデビューするのでは?」との噂も浮上しています。

ちなみに今回商標出願されている「プレリュード」は、日本ではなくアメリカ特許商標庁に出願されたもので、しかも車名が出願されたからといって必ずしも「次期プレリュードが復活する」というわけではないので注意してください。


なぜこのタイミングで「プレリュード」の名が商標出願された?

via:Spyder7

2023年8月15日に商標出願された「プレリュード」ですが、そもそもなぜこのタイミングで出願されたのかは不明ではあるものの、もしかすると他社が同じ名称で市販化してくることを避けるためでは?という見方も。

ちなみに車名の商標出願で何かと揉めたのが、日産「スカイライン」で、この商標をアメリカの自動車メーカー・フォードが商標出願したことから大きな話題となりましたね。
※アメリカでは日産/インフィニティのラインナップモデルにスカイラインの名が無いのも、フォードが商標出願に踏み切った理由の一つかも?

話はホンダ・プレリュードに戻りますが、本モデルは1978年初め頃に登場し、5世代に渡ってフルモデルチェンジを果たしてきました。

第2世代では、より低いフロントクリップとポップアップヘッドライトを備えることで(少なくとも日中は)空力性能が向上。

1987年には、プレリュードに四輪操舵が採用されて操縦性が向上しました。

この機能は、高級車ではようやく主流になりつつありましたが、2001年以降にプレリュードはアメリカ市場から姿を消しました。

次期プレリュードがピュアEVスポーツカーとして復活する?

ホンダは2023年9月、同社創立75周年を記念して「フラッグシップ」と「スペシャリティ」のコンセプトにしたEVスポーツカー2台を発表する予定で、フラッグシップがNSXのピュアEV版、スペシャリティがS2000のピュアEV版?とばかり予想していましたが、もしかするとプレリュードをモチーフにしたEVスポーツカーという可能性も考えられるかもしれませんね。

ちなみにこちらが、ホンダが以前公開したピュアEVスポーツカー2台のティーザー画像。

どちらもベールにてその姿は隠されたままですが、左側はグランドツーリングクーペスタイルで、右側がはリヤミドシップ風のスーパーカーシルエット。

右側はNSXの派生車種である可能性が高そうですが、左側はフロントフードの伸びやかさから、次期プレリュードやS2000など、様々な可能性が考えられそうです。

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