フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)が納車されてからの不満。「予約ロックの使い勝手が悪い」「11インチ後席モニターも定期的にブラックアウト」等

新型セレナ(C28)の商品力は高いと思うが、一方で不満に思う所も複数有り

2023年4月に私に納車されて4か月以上が経過した、日産のフルモデルチェンジ版・新型セレナe-POWERルキシオン(Nissan New Serena e-POWER LUXION, C28)[2WD]。

今回は、本モデルが納車されてもうすぐ5か月を迎えるため、その前に個人的に不満に感じているポイントをいくつか紹介してきたいと思います。

普段使いしていくなかでどうしても気になる部分でもありますし、試乗だけではわからない部分でもあるため、少しでも参考になりましたら幸いです。


新型セレナの予約ロック機能は想像以上に面倒で使い勝手も悪い

まずは新型セレナ(C28)の予約ロック機能については。

これは前回のブログでもお伝えした通り、競合モデルであるトヨタ新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)、ホンダ新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)のように、後席電動スライドドアが閉まっている最中に、運転席もしくは助手席側のアウタードアハンドルのロックスイッチをタッチもしくはプッシュすることで、後席スライドドアが閉まり切ったときに自動で全ドアがロック(施錠)されるというもの。

しかしながら、セレナ(C28)ではそのような方法では予約ロックできず、別の方法でロックする必要があるんですね。

これは他に所有する三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)と同じなため、デリカミニの画像で紹介させていただきますが、後席スライドドアがオープンしている状態で、まず内側のロックします。

施錠したら、内ドアハンドルを手前側に引き、電動でスライドドアを閉めます。

こんな感じで従来通り電動スライドで閉まるのですが…

念の為、フロントアウタードアハンドルを引いてみると、ドアロックされているため開くことができません。

一見して「問題なく予約ロック使える!」と思われるかもしれないのですが、不便なポイントとしては、上記の通りで予約ロックしても、スライドドアが閉まり切った後に「ピッ!」とロック音が鳴らないということ。

サイドミラーが連動して格納されない→結果的に再び施錠してロックする→二度手間

あとはこんな感じで、予約ロックしてもサイドミラーが格納されないということ。

これはちょっと困ると云いますか…結局再びアンロックしてからロックしないと格納してくれないので、結果的に二度手間になってしまいます。

あとは、スマートキーを車内に置いた状態で、上記の予約ロックをするとキーが閉まってしまうということも考えられるので、セレナ(C28)含めて日産や三菱の予約ロック機能はかなり面倒でクセがあるため、競合モデルと同じ方法に改善されることを望みます。

【新型セレナ】全ドア連動ロック機能【スライドドアのロックノブ】

ちなみにこの予約ロック機能ですが、日産プリンス兵庫販売店さんのチャンネルでも紹介しているのですが、なぜか日産の機能紹介の動画やSNSの投稿を見ると、批判的な意見が圧倒的に多いのも不思議なところ。

キックス(New Kicks)のオートブレーキホールドに関する機能紹介動画でも、異常なまでの批判的なコメントが散見されていましたが、「なぜ日産だけなのか?」「日産に恨みでもあるのだろうか?」と思ってしまいますね。

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