ホンダ新型ZR-V e:HEVが納車されて4か月が経過!普段使いしてみての良い点や不満は?トヨタ・レクサスを超えてくる地味に便利な機能も

早いもので、私の新型ZR-Vも納車されて4か月が経過!

2023年5月に私に納車されて4か月が経過した、ホンダ新型ZR-V e:HEV Z[4WD]。

前回のブログでもご紹介した通り、最近往復400kmほどの長距離移動で活用した関係で、遂に総走行距離が4,000kmを突破しました。

月1,000kmペースで地道に距離を増やしているZR-Vですが、複数台所有している関係で、全ての走行距離を足し合わせると、1か月間で6,000km以上走らせた計算になるため(年間で7万kmペース)、その中で考えるとZR-Vは割かし乗っている方だと考えています。

それだけ使い勝手の良い車だと考えているZR-Vですが、本モデルが納車されて4か月経過しての良い点や不満点等をチェックしていきたいと思います。


トヨタ/レクサスを超える地味にありがたいバックライト

まずは、運転席側のシートポジションメモリーにバックライトが搭載されていること。

これは地味に有難いと云いますか…

レクサスISやトヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)では搭載されていないおもてなし機能でもあるため、個人的には結構重宝している部分。

特に家族旅行や長距離移動の際、途中サービスエリア/パーキングエリアに寄って妻と交代しながら運転するときに、夜間時だとシートメモリーポジションのスイッチが見づらいときがあるんですね。

そういったときにバックライトがあると、どこに何番のスイッチがあるかすぐに見つけることができます。

ちなみに日中だとこんな感じ。

パッと見はバックライトが点灯しなさそうな雰囲気はあるものの、実際に夜間時に確認できたときの感動は未だに忘れておらず、こういった細かいところで競合モデルに差を付けてくるところは、ホンダの強みの一つなのかもしれません。

コーナリングの安定性はホンダの強み

続いては、ZR-Vのコーナリング性能について。

やはり新型シビック(New Civic, FL)をベースにしたプラットフォームを採用していることもあって、ワインディングでのちょっとした凹凸込みでのコーナリングでも、不安を感じさせない安定した曲がりはホンダらしさが際立つところ。

シビックにて追求してきたドライビングプレジャーはもちろんのこと、何よりもコーナリング時のちょっとした縦揺れやロールも少ないのが驚くべきところで、ハンドルの微調整をあまり必要としないレベルでキレイ且つ爽快に曲がっていけるところもZR-Vの特筆すべき点ではないかと思います。

ただその一方で、ホンダはコーナリング性能に強みを持っている関係で、反対に高速道路などでの直線性という点ではハンドルの微調整が必要なほどなので、この辺りのバランスは今後の課題ではないかと考えています。

2ページ目:ZR-Vのちょっと不満に感じているポイントは?