フルモデルチェンジ版・ホンダ新型N-BOX Custom(JF5)で往復150kmの旅へ!クルーズコントロール時のメーターが進化!しかし残念なポイントも多い

(続き)ホンダ新型N-BOX Customターボで往復 約150kmの旅へ!

引き続き、ホンダ新型N-BOX Customターボでの往復 約150kmの中距離移動インプレッション!

高速道路走行時のナビゲーションディスプレイは?

そしてこちらは、新型N-BOX Customに搭載されるディーラーオプションのHonda CONNECT 9インチナビゲーションディスプレイ。

高速道路走行時だと、上の画像のように各IC(インターチェンジ)/SA(サービスエリア)/PA(パーキングエリア)の到着予想時刻や距離も併せて表示されているため、このあたりの使い勝手はトヨタ/レクサス以上なのでグッド。

あとは到着予想時刻や残りの走行距離なども左上に表示されているので、トヨタ/レクサスの新世代ナビのように右上に表示されて、新規ウィンドウが表示されたときに隠れるようなこともありません。


新型N-BOXのドライビングサポートの精度はどうだ?

そしてここからは、新型N-BOX Customターボの高速道路でのドライビングサポート精度についてもインプレッションしていきましょう。

まず、高速道路でのアダプティブクルーズコントロール[ACC]ですが、こちらの精度は先代N-BOXと特に大きな変化はなく、下り坂でエンブレによる減速のギクシャク感はあまり改善されていませんでした(せっかくのCVT特有のギクシャク感が更に解消されているだけに勿体ない)。

ブレーキランプを点灯させながらのシーンは見られませんでしたが、ACCの設定速度に対してー3km/hぐらいエンブレで減速していたのはちょっと違和感があり、下り坂の場合は、トヨタ/レクサスのToyota Safety Senseのように、固定速度を少し超えてエンブレ調整するぐらいがナチュラルで違和感の無いクルージングなのかもしれません。

一方で、車線維持支援システム[LKAS]ですが、こちらは相変わらずシビアに反応するため(ステアリングの調整と警告音がそこそこ目立っていた)、先代N-BOXどころか、現行ステップワゴン/ZR-Vとそこまで変わっていなかったように感じます。

高速道路などを走らせての新型N-BOX Customターボ[2WD]の燃費は?

そして、今回の往復 約150km走らせての燃費もチェックしていきましょう。

上の画像は、ホンダオーナーズアプリのHonda Total Careにある「ドライブノート」から抽出したものになります。

[往路]・・・下道 約10km → 高速道路 約64km → 下道 約5km
走行距離:79.5km
平均燃費:20.0km/L
ガソリン消費量:4.0L
走行時間:108分


[復路②]・・・オール下道
走行距離:78.9km
平均燃費:21.3km/L
ガソリン消費量:3.7L
走行時間:115分

上の通り、今回はブログ読者様より「ドライブノートの時間帯も表示してほしい」とのリクエストがありましたので、時間帯も表示しています。

特に往路の後半下道5kmや、復路の前半下道10kmぐらいは、渋滞しやすい繁華街を走行していたわけですが、それでも燃費としては20km/L付近と十分優秀(信号停止時のアイドリングストップ機能も大きく影響していると思う)。

まさか車速連動オートドアロックが非搭載とは…

そして今回の中距離インプレッションで少し残念に感じたのは、先代N-BOXには搭載されていた車速連動オートドアロックが搭載されていなかったこと。

車速連動オートドアロック機能は、ある一定の速度以上になるとドアロックが自動的に行われることで、車内にいる子供が間違えてドアを開けてしまわないように安全に配慮したもの。

個人的には安心装備の一つとして重宝していたのですが、まさか今回の新型で採用されなかったのは残念(採用しなかった理由が不明なだけにモヤモヤする)。

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