三菱の新型デリカミニが納車されて4か月が経過!ライバルのホンダ新型N-BOX Custom(JF5)納車後比較しての決定的な違いや気になるポイントは?
早いもので、私の新型デリカミニも納車されて4か月が経過するのか…
2023年6月に私に納車されて4か月が経過した、三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)T Premium[2WD]。
走行距離も4,000kmを突破し、特にこれといった不具合や故障もなく元気に走り続けています。
先日、軽トールワゴンとしてライバルになるであろうホンダ新型N-BOXカスタム・ターボ(Honda New N-BOX Custom Turbo, JF5)[2WD]が納車され、デリカミニとの違いを諸々感じながら2台を乗り比べていますが、今回はデリカミニの納車後4か月インプレッションに加え、N-BOXとの違いについてもチェックしていきたいと思います。
立ち上がりの加速や減速時のギクシャク感はデリカミニの方が大きい
早速、新型デリカミニが納車されて4か月が経過し、気になっていることとホンダ新型N-BOX Customターボが納車されたあとの両車の違いについて見ていきましょう。
まずは、デリカミニの加速・減速について。
これは過去のブログでも何度かお伝えしている通り、特に低速時に顕著に表れるのですが、デリカミニのトランスミッションのギクシャク感が非常に大きく、特にパドル操作による4速~1速のシフトダウンによる減速や、徐行速度から40km/hに到達するまで加速させて、ほんのわずかにアクセルを緩めたときのショックのようなギクシャクは気になる部分。
ホンダN-BOX Customターボはシームレスで快適性も高い
一方でホンダN-BOX Customターボは、デリカミニと同じ無段変速機(CVT)とは思えないほどにシームレスな加速で、低速時からの加速はもちろんのこと、パドル操作による4速~1速のシフトダウン時のギクシャクはほぼ無しなので、車内の揺れもほとんど感じられないのは魅力的。
なぜデリカミニはギクシャク感が大きい?
そこで気になるのは、どうして同じCVTなのにデリカミニの方がギクシャク感が大きいのか?ということ。
これはあくまでも私の勝手な推測ですが、デリカミニの場合はアウトドアやオフロードといった舗装されていない道での走りを想定したギア比に設定しているのだと考えられ、特にぬかるみのあるエリアだと、最初の立ち上がりのトルクの大きさがキモになってくると思いますし、シフトダウン時の減速やショックが大きいのも、特異な舗装でしっかりと停車できるため?ではないかと考えています。
デリカミニの走りの方向性はランクル300やLX600に近い
つまりは、(オフロードでの走りを想定している)立ち上がりでトルクフル且つエンジンの唸りが顕著なトヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)やレクサス新型LX600に近い味付けなのでは?と予想(三菱らしいといえば三菱らしい)。
三菱の考える「走破性」に対し、ホンダは「快適性」にファクターを置いているのではないかと考えていますが、ここまで明確に両車の走りや方向性が異なるのも中々にユニークですし、両車を購入・比較できて良かったところです。