スバルWRX STI/BRZ/インプレッサが「リヤウィングが脱落する」恐れがあるとしてリコール!更にプジョー新型2008/308/アウディA3などの主力モデルにも累計1万台以上の大量リコール

最悪の場合、リヤウィングが脱落する恐れアリ

スバルのスポーツモデルでお馴染みとなるWRX STIやWRX S4/BRZ/インプレッサ(Subaru Impreza)の4車種・計955台にリコール。

不具合内容としては、リヤスポイラーにおいて、締結ボルトの長さが不適切なため、使用過程で車体取付けステーに固定されているブラケットとリヤスポイラーを締結している取付けボルトが緩み、最悪の場合スポイラーが脱落するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

ちなみにこの不具合ですが、市場からの情報により明らかになったとのことで、おそらく直近にて発生したものである可能性が高そう。

おまけに、対象となるモデルの車台番号が限定的であることから、もしかすると製造過程において何らかのミスが発生したのではないかと予想されますが、その点について触れていないようです。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故はなく、しかし1件の不具合が発生しているとのことで、市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[インプレッサ]
・C B A – GVB/GVB-004548 ~ GVB-008237/平成24年1月23日 ~ 平成25年9月27日/302台

[BRZ]
・D B A – ZC6/ZC6-012002 ~ ZC6-014392/平成25年10月17日 ~ 平成26年4月10日/141台

[WRX(WRX STI)]
・C B A – VAB/VAB-010733 ~ VAB-011844/平成27年12月14日 ~ 平成28年3月17日/200台

・D B A – VAG/VAG-020097 ~ VAG-022186/平成28年12月22日 ~ 平成29年6月14日/312台

改善措置としては、全車両、ブラケットとリヤスポイラーを締結している取付けボルトを対策品に交換するリコール作業を実施するとのことです。


最悪の場合、運転者が故障と気付かずに排ガス規制値を満足しない状態で走行し続ける恐れアリ

続いて、ステランティスジャパンがプジョー新型2008/308/リフター/シトロエン・ベルランゴ/シトロエンC4/DS3/DS4などの8車種・計1,772台にリコール。

不具合内容としては、ディーゼルタイプのエンジンコントロールユニットにおいて、ソフトウエアが不適切なため、アドブルー噴射圧異常が検知された場合、アドブルーの噴射を停止するが警告灯が点灯しない。

このため、運転者が故障に気づかず、排気ガス規制値を満足しない状態で走行し続けてしまうおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は無く、本国からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[プジョー2008]
・3DA-P24YH01/VR3UDYHZSMJ832616~VR3UDYHZSNJ774167/令和 04 年 03 月 14 日~令和 05 年 02 月 11 日/641台

[プジョー308]
・3DA-P51YH01/VR3FBYHZTMY502932~VR3FBYHZTNY581063/令和 03 年 10 月 29 日~令和 04 年 11 月 03 日/207台

・3DA-P52YH01/VR3FCYHZTMY528020~VR3FCYHZTNY582412/令和 04 年 06 月 22 日~令和 04 年 11 月 03 日/100台

[プジョー・リフター]
・3DA-K9PYH01/VR3ECYHZ3NJ617421/令和 04 年 08 月 04 日/1台

・3DA-K9PYH01L/VR3ECYHZ3MJ925901~VR3ECYHZ3NJ617426/令和 04 年 08 月 04 日/2台

[シトロエン・ベルランゴ]
・3DA-K9CYH01/VR7ECYHZ3MJ952319~VR7ECYHZ3NJ651498/令和 04 年 08 月 04 日~令和 04 年 10 月 02 日/3台

・3DA-K9CYH01L/VR7ECYHZ3MJ926152~VR7ECYHZ3NJ625709/令和 04 年 08 月 04 日/3台

[シトロエンC4]
・3DA-C41YH01/VR7BBYHZBME019184~VR7BBYHZBNE074171/令和 03 年 12 月 07 日~令和 05 年 06 月 09 日/526台

[シトロエンC4スペースツアラー]
・3DA-B787AH01/VF73AEHY4LJ867612~VF73AEHY4NJ612471/令和 03 年 05 月 03 日~令和 04 年 06 月 22 日/123台

[DS3クロスバック]
・3DA-D34YH01/VR1UCYHZSMW073720~VR1UCYHZSNW090080/令和 04 年 04 月 02 日~令和 05 年 05 月 19 日/103台

[DS4]
・3DA-D41YH01/VR1FCYHZTM1034851~VR1FCYHZTN1020090/令和 04 年 03 月 28 日~令和 04 年 11 月 03 日/63台

改善措置としては、全車両、エンジンコントロールユニットのソフトウエアを対策プログラムに書き換えるリコール作業を実施するとのことです。

2ページ目:アウディの主力モデルとなるA3/Q2/Q3など、累計1万台以上ににも大量リコール!