フルモデルチェンジ版・新型LM500hに早くも予約キャンセル多発?やはり新型LBXが本命か…レクサスが2023年10月「3回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新

思ってたよりも新型LM500hの予約はそこまで多くない?

2023年10月19日に発表&先行予約がスタートしたばかりとなる、レクサスのフルモデルチェンジ版・新型LM500h EXECUTIVE。

本来であれば、ファミリー層をターゲットとした3列6人乗り/3列7人乗りのLM350hも同時にラインナップしてもおかしくはないのですが、まず法人や芸能事務所、VIP顧客を優先する形で2列4人乗り仕様のLM500h EXECUTIVEが発表されることとなりました。

しかしながら、車両本体価格が2,000万円(税込み)と高額であることや、用途が大幅に限られることを考慮すると、決して現実的な価格帯ではないですし、レクサスのカタログモデルとしては史上最高額(限定モデルも含めるとLFAが最高額の3,750万円)となるため、そのインパクトも手伝って予約はそこまで多くない?との情報も。


新型LM500hの最初の1年間の生産台数は7,000台とのことだが…?

via:Twitter

ちなみにこの新型LM500hですが、初回1年間の国内向け生産台数は7,000台とのことで、月換算で考えると約583台。

2023年10月上旬に先行予約がスタートしたばかりのトヨタ新型クラウンスポーツ(Toyota New Crown Sport)で、月あたりの生産台数が700台なので、それよりも若干少ない程度ではあるものの、それでも想定したよりも「意外に多いんだな…」という印象。

なお全国のレクサスディーラーに試乗車・展示車が配備されるのが2024年1月頃を予定しているとのことから、本格的にユーザー向けに納車されるのは2024年3月~4月頃になるそうです。

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そしてもう一つ注目したいのが、新型LM500hの予約状況。
※この情報については、あくまでも私がお世話になっているレクサスディーラーでの情報になり、販売エリアによっては全く状況が異なる可能性もありますので参考程度に見て頂けますと幸いです

私がお世話になっているレクサスディーラーの情報によると、初回1年~1年半の振り分け台数は僅か30台ほどで、既存の個人&法人顧客、そしてLS/LX/LCなどを購入しているユーザーを優先して販売するとのことで、その際には「輸出・転売しない」旨に同意するための誓約書にサインをすることも必須になっています。

支払い方法については、現金一括でも残価設定ローン、リースなどの制限はないとのことですが、やはり価格面のインパクトが想像以上に大きかったのか、先行予約のタイミングで購入・契約しようと検討していた法人/個人ユーザーの予約キャンセルが増えているそうです。

販売店によっては、予約数が振り分け台数を下回り「抽選から先着順」に切り替えるところも

別のトヨタディーラーでは、初回の振り分け台数分に関しては「販売店独自の抽選形式」にて販売するとの情報もありましたが、振り分け台数に対して予約数が下回る可能性も考えられるそうで、その際には先着順に切り替えるそうですが、いわゆる新型車特有の「予約殺到」ということは無いのかもしれません(但し、芸能事務所が多いであろう東京や大阪のディーラーは競争率はめちゃくちゃ高そう…)。

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