和製スーパーカー・ホンダNSXは壊れにくい!30万km超えの個体は珍しくなく、なかには「地球19周分」走らせたものも…ワンオフ仕様のラ・フェラーリが競売に出品へ

(続き)こんなラ・フェラーリ見たことない!ワンオフ&クリームカラーが競売に登場!

続いて、アメリカの人気ロックバンドでお馴染みとなるヴァン・ヘイレンのサミー・ヘイガー氏が所有していた、ワンオフ仕様のラ・フェラーリ(LaFerrari)が競売に出品されることが明らかとなりました。

世界限定499台+1台のみ製造され、その内僅か1台しか製造されなかったという特殊カラーのラ・フェラーリですが、そのデザインはとても8年以上前のスーパーカー/ハイパーカーとは思えないほどのエキゾチックさで、今でもラ・フェラーリを超える圧倒的オーラを持つ個体は存在しないのでは?と思わせるほど。

ちなみにこの個体は、2024年1月27日にバレットジャクソンのスコッツデールオークションにて出品される予定で、予想落札価格は日本円で6億円~8億円になると云われています。


オーナー自らがフェラーリ本社に訪問して決めた特殊カラー

改めてスコッツデールオークションにて出品される、ワンオフ仕様のラ・フェラーリを見ていきましょう。

ボディカラーは、オーナー自らがフェラーリ本社であるマラネロ工場に訪問し、1960年代に登場したクラシックフェラーリの写真を見て選択したと云われる、何とも珍しいクリームカラー。

エクステリアには、過剰にカーボンファイバパーツが使用されておらず、あくまでもリップ部分にカーボンファイバが使用されているだけで、かなりシンプルにまとめられているとのこと。

そして走行距離は、僅か1,770kmしか走らせていないとのことですが、エンジンオイル関係やその他の消耗品関係は、定期的な点検でリフレッシュしているとのこと。

内装もボディカラーと同じくクリーム色で(汚れとか結構目立ちそう…)、ブラックのさし色がとてもシンプルですが、センターコンソールなどのブラック部分はカーボンを使用しているそうです。

ちなみにラ・フェラーリのパワートレインは、排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジン+HY-KERSハイブリッドシステムを組み合わせることにより、システム総出力963ps/システムトルク900Nm以上を発揮。

0-100km/hの加速時間は3秒未満で、最高時速は350kmにまで達します。

なおオーナーのサミー・ヘイガー氏は、「これは素晴らしいマシンで、2015年に納車されて以来ずっと愛用していますが、私と同じように楽しんでくれる人に譲る時が来ました。値段は簡単に付けられるものではないですが、間違いなく、これまで所有した中で一番好きな車だ」とコメントしています。

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Reference:CARSCOOPS