【価格は日本円で約486万円から】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型タコマが遂に2023年11月29日に世界初公開!何と6速MT×2.4Lターボ搭載へ

遂にタコマも4代目となり、TNGA-Fプラットフォーム採用へ

アメリカ市場向けとしてラインナップされているフルサイズピックアップトラックのトヨタ新型タンドラ(Toyota New Tundra)や、フルサイズSUVの新型セコイア(Toyota New Sequoia)がラインナップされるなか、遂にミドルサイズピックアップトラックのタコマ(New Tacoma)が4代目となります。

トヨタの稼ぎ頭の一つでもあるタコマですが、2023年11月29日にフルモデルチェンジされた内外装デザインやプラットフォーム、パワートレインなどを公開。

現時点では全てのグレード別価格帯は明らかになっていないものの、スタートプライスは32,995ドル(日本円に換算して約486万円)からとのことで、後ほどご紹介する競合モデルと十分勝負できる価格設定となっています。


力強いエクステリアと走破性をサポートするTNGA-Fプラットフォーム採用へ

こちらが今回、トヨタ公式プレスリリースにて発表された新型タコマのエクステリア。

フルサイズピックアップトラックの新型タンドラ同様、i-Force MaxやTRD Pro、そしてTrailHunterグレードによってフロントグリル意匠や細部のデザインが異なるため、ユーザー好みのタコマを購入できるのは魅力的。

そしてボディサイズも、既に市販化されている新型ランドクルーザー300(New Land Cruiser 300)やタンドラ、セコイア、レクサスLX600、そして日本やアメリカでも販売される新型ランドクルーザー250と同じラダーフレームベースのTNGA-Fプラットフォームを採用します。

エンジンは2.4L直4ターボがベースとなり、一部グレードに6速MTを設定!

パワートレインについては、エントリーグレードとなるSRより設定される排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジンが搭載され、最高出力228hp/最大トルク330Nmを発揮。

そして上のグレードとなるSR5だと、同エンジンをベースに最高出力270hp/最大トルク420Nmを発揮し、更にトランスミッションは6速MTを搭載。

てっきり2.4LターボモデルのMTモデルはラインナップされず、ATモデルに限定されるものとばかり思っていましたが、先代からのマニュアルトランスミッションモデルをしっかりと受け継いでくるあたり、トヨタはアメリカでの販売比率やユーザーの意見を上手くフィードバックしているのだと感心。

i-Force MAXはタコマでも設定

続いて上位グレードのLimitedになると、排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジンをベースにしつつ、1.9kWhのバッテリーパックと電気モーター(システム出力48hp)を組み合わせたi-Force MAXハイブリッドパワートレインを採用。

日本市場向けでいえば、クラウンクロスオーバーRSのような(燃費ではなくパワー重視の)デュアルブーストハイブリッドに相当するパワートレインかと思われますが、システム総出力326hp/システムトルク630Nmを発揮してよりパワフルに。

2ページ目:新型タコマの一部グレード別価格帯は?内装もタンドラやセコイアと同じ巨大ディスプレイオーディオを搭載!