(2024年)トヨタ新型ランドクルーザー70の実車を見てきた!真のオフローダースタイルでレトロ感もバッチリ…但しKINTOだと既に納期3年近く
何と新型ランドクルーザー70の受注並びにKINTOは既に打ち切りに
2023年11月29日に発表・発売されたばかりとなる、一部改良版・トヨタ新型ランドクルーザー70(Toyota New Land Crusier 70)。
2014年の期間限定販売以来、約10年ぶりの復活となりますが、私がお世話になっているトヨタディーラーでは抽選販売が行われ(既に申込期間は終了)、しかも2026年3月までの販売チャネルの振り分け台数は僅か「20台」のみ。
これに対して、既に200組の既存顧客からの申し込みと予約が入っているため、このままの調子だと納期はランドクルーザー300の「4年以上」を大幅に上回ることになるため、実質的に販売・受注停止になっているようです。
更に納期が早くなると話題のサブスクリプションサービスKINTOに関しても、発売から僅か1日で「納期1年以上」、2023年12月2日の時点で既に「3年以上」の納期回答になっているとのことから、こちらも早々に受付けを閉め切るとのことで、この勢いは新型アルファード(New ALPHARD)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)以上だそうです。
遂に新型ランドクルーザー70の実車も展示!しかもボディカラーは希少なスーパーホワイトⅡ
そんな発売直後からとんでもない人気を得ている新型ランドクルーザー70ですが、遂に全国のトヨタディーラーでもちょこちょこ実車展示がスタート。
私も早速実車を拝見してきましたが、やはり注目度はかなり高く、見事抽選に当選した方でも「納期は2025年以降」になるそうです。
ちなみに上の実車のボディカラーは「スーパーホワイトⅡ」で、多くのトヨタディーラーではイメージカラーであるベージュが展示されているそうですが、どうやらスーパーホワイトⅡはかなり希少なカラーになるそうです。
「生きて帰って来られる車」がコンセプトであり、実用性に向かないところもまた魅力
早速実車を拝見してみての印象としては、まさにレトロな雰囲気を持ちながらも、フロントヘッドライトはLEDデイライトとBi-Beam LEDヘッドライトを装着することで現代チックな雰囲気も加味。
そしてベースとなるラダーフレームのプラットフォームと武骨なボディスタイル、渡河性能を考慮した乗り降りしづらい高床式フロア、悪路での走破を考慮した無塗装ブラックのハードプラスチックなど、実用性には不向きなところがまた魅力的。
そしてボディサイズについては、全長4,890mm×全幅1,870mm×全高1,920mm、ホイールベース2,730mmとランクル300に比べると少しコンパクトですが、実車を見るとそのサイズ感はかなり大きめ(ホワイトの膨張色が効いている)。
フロントフードボンネットの凹部分もランドクルーザーの特徴の一つですし、運転席からの見晴らしの良さに貢献しています。
フロントグリルの中央には、”TOYOTA”のレタリングエンブレムが貼付され、その直下にはレーダー用のユニットが確認できますね。
リヤドアは4:6の観音開きを採用
リヤクォータービューはこんな感じ。
リヤドアは観音開きを採用していて、左4:右6の割合で開け閉めが可能であり、基本的に小物系を積載する場合は左側のみを開け、幅やサイズの大きなものを開ける際には右側もオープン。
マフラーは片側1本出しでカッティング施工済
そして、この昔ながらを彷彿とさせるアンダーバックランプやリヤウィンカーと無塗装ブラックのロアバンパー、マフラーカッターもグッド。
もう少し下から覗き込んでみると、こんな感じでエッジを効かせたカッティングが施されているんですね。
ちなみにマフラーエンドは左側1本出しで、タイコは中央のレイアウトになっています。