えっ、もう?フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウス(60系)/MIRAIに7万台超えの大量リコール!更にプジョー新型3008等には火災の恐れアリ

緊急通報装置に関する検査が不適切だったとしてリコール

トヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius, 60系)とMIRAIの2車種・計74,436台に大量リコール。

不具合内容としては、車両工場の完成検査において、緊急通報装置の音声通話機能に係る検査が不適切なため、道路運送車両の保安基準にかかる当該装置の適合性の検査が適切に行われていなかったとしてリコールを届け出ています。

特に今回の不具合の対象となっているプリウスは、2023年1月に発売されて1年も経過していない新型車ですし、今回の緊急通報装置の不具合が早い?段階で発見されたことに加え、不具合報告や事故もなく、社内にて発見されたことは良かったところだと思います。


対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は発生しておらず、社内からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[プリウス]
・6AA-MXWH60/M X W H 6 0 – 4 0 0 0 0 0 0~M X W H 6 0 – 4 0 4 4 0 7 2/令和 4年11月24日~令和 5年 9月22日/39,863台

・6LA-MXWH61/M X W H 6 1 – 4 0 0 0 0 0 0~M X W H 6 1 – 4 0 0 6 9 7 8/令和 5年 2月15日~令和 5年 9月28日/6,259台

・6AA-MXWH65/M X W H 6 5 – 4 0 0 0 0 0 0~M X W H 6 5 – 4 0 0 9 5 2 7/令和 4年11月24日~令和 5年 9月22日/8,748台

・6AA-ZVW60/Z V W 6 0 – 4 0 0 0 0 0 0 ~ Z V W 6 0 – 4 0 1 5 4 9 5/令和 4年11月24日~令和 5年 9月22日/13,976台

・6AA-ZVW65/Z V W 6 5 – 4 0 0 0 0 0 0 ~ Z V W 6 5 – 4 0 0 2 5 6 4/令和 4年11月24日~令和 5年 9月22日/2,226台

[MIRAI]
・ZBA-JPD20/J P D 2 0 – 0 0 0 1 0 0 1 ~ J P D 2 0 – 0 0 0 4 8 2 7/令和 2年10月28日~令和 5年 9月20日/3,364台

改善措置としては、全車両、緊急通報装置に係る検査を行い、道路運送車両の保安基準にかかる不具合が認められた場合は、当該装置に関連する部品交換等を行うリコール作業を実施するとのことです。

自身が所有する車がリコールに該当しているか否かをチェックする方法は?

ちなみに、自身が所有している車がリコール等の不具合の対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、「トヨタのリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。

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