故ケン・ブロックがXゲームで使用したスバル・インプレッサ2.5 RSのラリー仕様が競売に登場!過去に水没で全損するも復活を遂げた唯一無二の個体
(続き)ラリー仕様のスバル・インプレッサ2.5 RSを見ていこう
引き続き、故ケン・ブロックがXゲームイベントにて使用したというスバル・インプレッサ2.5 RSのラリー仕様を見ていきましょう。
内装も軽量化されたスパルタン仕様
続いてインテリアも見ていきましょう。
ラリー仕様に改造されたスパルタンなコックピットですが、装備内容としては以下の通りではあるものの、シートやハーネスの認定の有効期限が切れているとのこと。
◇レカロ製プロレーサーSPA HANSレーシングシート
◇サベルト6点式ハーネス
◇ロールケージ
◇カーボンファイバー製ダッシュボード
◇ドアパネル
◇コーラルバ・ジャイアントラリー・コンピューター
◇カスタムヒューズとリレーパネル
◇ティルトン・ペダルボックス
◇パッセンジャーフットブレース
◇消火システム
センターコンソールなども廃除され、軽量化とともに必要最低限のパーツにまとめられた車内。
運転席には、3スポークのSparcoステアリングホイールや、Stackタコメーター(8,000rpm)、GReddyブーストコントローラー、油圧と空燃比の計器類を搭載。
その他、デジタルディスプレイを備えるVermont RaceCarブランドのコントロールパネルがセンタースタックに取り付けられ、DCCDコントロールパネルがシートの間に取り付けられています。
エンジンも独自チューニング!気になる予想落札価格は?
続いてエンジンルームを見ていくと、排気量2.0L 水平対向4気筒ターボチャージャー付きエンジンが搭載されており、5速ドッグボックス・マニュアルトランスミッションを介し、4輪すべてに動力を供給するシステムに。
この他、GReddyアルミニウムラジエーターとフロントマウント・インタークーラー、SPAL冷却ファン、Prodrive 34mmターボリストリクター、Bosch燃料ポンプ、IAGエア/オイルセパレーター、MoTeC M880 ECU、クイックチェンジ3インチエキゾーストシステムが採用されており、2023年9月にはオイル交換済とのこと。
最後に気になる本モデルの予想落札価格ですが、2023年12月12日時点で46,000ドル(日本円に換算して約670万円)ではあるものの、まだ9日残しのため、ケン・ブロック氏が運転していたという事実がプレミア価値となり、もしかすると1,000万円を優に超えてくるかもしれません。
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Reference:BringATrailer