日本に続き米でもホンダ・シビック/アコード/オデッセイ/フィットなど「約260万台」に燃料ポンプ不具合で大量リコール!更に(豪)トヨタ・ヤリスクロスGR SPORTにもリコール
(続き)豪州向けトヨタ・ヤリスクロスGR-SPORTにリコール
続いて、オーストラリア市場向けとして販売されているトヨタ・ヤリスクロス(Toyota Yariss Cross)の1車種・245台に、不適切なタイヤが装着されている恐れがあるとしてリコールが届け出されています。
対象モデルとしては、2022年10月~2023年4月に製造されたヤリスクロス・ハイブリッドGR-SPORTのみで、オーストラリアでの規制を満たさないタイヤが装着されたかもしれないとのこと。
オーストラリア設計規則(ADR)認証要件に正しく適合していないタイヤが装着されている恐れ
ちなみに「オーストラリアでの規制を満たさないタイヤ」というのは、どういったタイヤを指すのか?というと、インフラストラクチャー省に提出された資料によると「トヨタオーストラリアは、当該車両にこのモデルのオーストラリア設計規則(ADR)認証要件に正しく適合していないタイヤが装着されていたことを確認した」とのことで、一部の性能特性が認証データと若干異なる場合があるとのこと。
今のところ、オーストラリア市場向けのヤリスクロス・ハイブリッドGR SPORTのみにて明らかになっているリコールですが、現時点で日本市場向けでも同様のリコールの届け出は無いとのことで、限られた環境で発生したエラーなのかもしれません。
なおトヨタオーストラリアからは、影響を受ける車両のオーナーに連絡済だそうで、適切なタイヤを無料にて交換するリコールを作業を実施するとのことですが、この交換作業には約2時間ほどかかると云われています。