ホンダ新型WR-Vの納期が既にヤバイ…何と2023年12月21日の発表時点で「納期8か月」!やはりライズ/ロッキーから流れて来る顧客も多いようだ

なお新型WR-Vはインド製造になるため、国内生産に比べて納期もかかるようだ

2023年12月21日に発表/2024年3月22日に発売予定となっている、ホンダの新世代BセグメントSUVとなる新型WR-V。

ホンダの主力モデルとなるBセグメントSUVの現行ヴェゼル(New Vezel)ガソリンG[2WD]の置き換えとしてラインナップされる予定で、価格帯も209.9万円~248.9万円と戦略的に設定してきたグローバルモデル。

製造元は、日本国内ではなくインドでの生産となるため、国内モデルに比べて納期はかかるとのことですが、何と発表直後から既に長納期化していることが明らかとなりました。


発表日から既に納期は「8か月」!発売日にはどれだけ長納期化しているのだろうか…

事前のお知らせとして、これはあくまでも私がいつもお世話になっているホンダディーラーでの情報になるため、販売エリアや販売店の規模によってWR-Vの振り分け台数が異なることから、その店舗によって納期が異なる可能性もありますから、あくまでも参考程度に見て頂けますと幸いです。

私がお世話になっているホンダディーラーですと、2023年12月21日の正式発表時点での納期は最大「8か月」となっていますが、これはグレードに関係なく全て「8か月」とのこと。

つまり2024年8月頃の納車ということになりますが、仮に2024年3月22日の発売日になったら、そのときの納期は一体どうなるのだろうか…といった懸念も。

っというのも、このディーラーでは販売規模がそこまで大きくないためか、1つの販売店に対する振り分け台数が「1週間~2週間に僅か1台あるかどうか…」なのに対し、先行予約の時点で既に10名分の先行予約が入っているため、今後更に予約が増えれば納期も長期化することは確実。

発売日まで販売店での展示車・試乗車といったデモカーは配備されない模様

しかもWR-Vに関しては、新型ZR-Vのように発表日から全国のホンダディーラーに試乗車・展示車といったデモカーが配備されるのではなく、発売時期の2024年3月下旬頃にならないとデモカーが配備されないとのことで、実車を見ずに注文しなければならなくなるのはちょっと大変なところ。

今のところ全国47都道府県を対象としたキャラバン展示が実施されるといった話も無いですし、このまま発売時期を迎えるまで実車を見ずに検討するのも大変ですから、さすがのホンダもユーザーを考慮してキャラバン展示を開催するのではないかと推測。

やはりトヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキーから流れている模様

あと、これを引き合いに出すのはちょっと失礼になってしまうかもしれませんが、2023年12月20日にダイハツが正式に発表した認証試験の不正問題で、トヨタ新型ライズHV(Toyota New RAIZE)やダイハツ新型ロッキーHV(Daihatsu New Rocky)だけでなく、ライズ/ロッキーのガソリンモデルも生産・出荷・受注・販売停止となりました。

この影響を受けたことで、ライズ/ロッキーを購入していたユーザーや検討していたユーザーから、ホンダディーラーにも問合せが増えているそうで、タイミング良く発表されたWR-Vの商談予約も少しずつ増えているとのこと。

おそらくWR-Vに流れる顧客が増えるでしょうから、現時点で「納期8か月」ながらも、更に多くのバックオーダーを抱えて「納期1年以上」となるようなことも考えられるかもしれませんね。

2ページ目:新型WR-Vは、敢えて割り切った装備内容にしたことで注目を集めた?