ホンダ新型WR-Vの納期が既にヤバイ…何と2023年12月21日の発表時点で「納期8か月」!やはりライズ/ロッキーから流れて来る顧客も多いようだ

(続き)ホンダ新型WR-Vがここまで注目されたのは、価格帯を考慮した割り切った装備内容?

引き続き、ホンダ新型WR-Vについて見ていきましょう。

今回WR-Vがここまで注目されるようになったのも、ライズ/ロッキーの代替品になることはもちろんのこと、やはりその割り切った装備内容と価格帯も大きく影響しているのかもしれません。

WR-Vの場合、他のホンダのラインナップモデルとは異なり、電動パーキングブレーキ[EPB]やオートブレーキホールド[ABH]機能、マルチビューカメラ、ブラインドスポットインフォメーション[BSI]、後退出庫サポートシステムといった快適装備や先進装備は設定されていないものの、こうしたコストがかかりそうで、更に半導体不足で長期化しそうな装備を敢えて採用しなかったのも、諸々の対策が施された戦略的なモデルなのだと予想。

ヴェゼルと装備面でのすみ分けも上手く出来ていますし、これからの新社会人生活を迎える層でも購入できる良心的なプライスですから、もしかするとホンダが想像している以上の大ヒットモデルになるかもしれませんね。


月産目標台数は3,000台が、増産にも期待したい

あとは、インド製造による生産・出荷制限の影響で月産目標台数3,000台から、どこまで生産能力を高めることができるのかも注目したいですし、ホンダとしてもこれ以上にないチャンス・転機を迎えているわけですから、フィット(New FIT4)やZR-Vのように部品・半導体不足で止む無く発売時期を遅らせるようなことだけは避けてほしい所ですね。

【WR-V】TVCM(WEB版)「みんなそろって、最高かよ」篇 30秒

そしてこちらが、今回WR-Vの発表にあわせて公開されたテレビCM動画。

「楽しんだもん勝ち」と思わせてくれるようなラフで楽しい内容になっていて、楽曲にもSUSHIBOYSを起用するなど、毎度のことながらホンダのアーティストチョイスとセンスの高さには驚かされるばかり。

さりげなくWR-Vの積載性の高さをアピールしつつ、本モデルの後続にヴェゼルを配備するなど、細かなところでのホンダの魅せる技術もさすがだと思います。

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