【刮目せよ!】トヨタ新型ヴォクシーHEVとホンダ新型ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINEを両方所有&売却してのリセールはどちらが上?リアルな維持費も含めて比較してみた
(続き)トヨタ・ヴォクシーとホンダ・ステップワゴンのトータルコストと売却価格を見ていこう
引き続き、トヨタ・ヴォクシーとホンダ・ステップワゴンを両車所有してのトータルコストと売却額(リセール)を見ていきましょう。
ホンダ新型ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINE[2WD]を約1年6か月所有してのトータルコスト算出
続いて、2023年12月まで所有していたホンダ新型ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINE[2WD]を約1年6か月所有していのイニシャルコストとランニングコスト、そしてそれらを足し合わせたトータルコストを見ていきましょう。
参考までに、本車両の基本情報としては、納車時期としては2022年6月、走行距離は約9,600km(1万km未満)、キズ・修復歴無しなど、コンディションとしては問題無し。
なおヴォクシーとの共通点としては、「ハイブリッドモデル」「前輪駆動[2WD]モデル」「新色のブラック系(ヴォクシーはグリッターブラックガラスフレークで、ステップワゴンはトワイライトミストブラックパール)」「装備内容(リヤモニター等)も概ね同じ」にしているということ。
これは後に公開するであろう日産の新型セレナe-POWERルキシオン(Nissan New Serena e-POWER LUXION, C28)もできるだけ同じ条件にして購入していて、所有期間と走行距離も同じようにして売却する予定なので、気になる方は是非とも参考にしていただけますと幸いです。
少し話は脱線しましたが、ステップワゴンのトータルコストを見ていきましょう。
【新型ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINE[2WD]を所有して1年6か月経過してのリアル維持費一覧(10%税込み)】
[➀イニシャルコスト]
◇新車購入額(車両本体+メーカーオプション+ディーラーオプション+諸費用):4,988,690円
[②ランニングコスト]
・点検費用:0円(車両本体代に含まれている)
・ガソリン代(11回分):95,103円
・コーティング+洗車代(11回分):84,090円
・カスタム費用:57,970円
・任意保険代(1年6か月分)+自動車税(2023年5月分)+駐車場代(1年6か月分):344,400円
・スタッドレスタイヤ(ヴェゼルからの流用):6,600円(脱着代のみ)
合計:588,163円
トータルコスト(➀+②):5,576,853円
以上の通り、ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINE[2WD]のイニシャルコストとランニングコストを足し合わせた総維持費は5,576,853円(約558万円)となりました。
ランニングコストの細かい内訳については、関連記事にてまとめていますので、こちらも併せてチェックしていただけますと幸いです。
こちらもミドルサイズミニバンにしては、結構な金額になりましたね。
ここからが注目!両者の総維持費と売却、そして差額はどれぐらい?
そしてここからが、最も気になるであろう両車の売却額と、トータル維持費に対して売却額との差額だと思いますが、リセール面で考えるとどちらが良いのでしょうか?
なお売却額については、あまり具体的な金額を記載したくないのと、売却時期によって相場は大きく異なりますので、必ずしもこの金額で売却できるという意味合いではありませんので注意してください。
[トータルコスト]
◇トヨタ・ヴォクシーHEV S-Z[2WD]・・・5,589,293円
◇ホンダ・ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINE[2WD]・・・5,576,853円
[売却価格]
◇トヨタ・ヴォクシーHEV S-Z[2WD]・・・新車車両本体(3,740,000円税込)の約115%
◇ホンダ・ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINE[2WD]・・・新車車両本体(3,846,700円税込)の約101%
[トータルコストと売却額の差額]
◇マイナス約129万円
◇マイナス約171万円
以上が、ヴォクシーとステップワゴンの最終損益となります。
トータルコストに対して、売却価格が上回ることは無かったですが、こうして比較してみるとユニークなのは、トータルコストは両車ほぼ同じ金額だったのに対し、最終売却価格はヴォクシーの方が43.7万円も高かったということ(その結果が損益額の差で大きく出ているのがわかる)。
こうして見ると、改めてトヨタ・ヴォクシー(ノア)のブランド力はもちろんのこと、リセール面も考慮するとおススメしたいといえる一台なのですが、あとは使い勝手や「重要視したいポイント」によって変わって来るため、今回はリセール面というポイントだけで考えるとヴォクシーの方が良いと考えられます。