【オーナー要注意!】トヨタ新型ノア/ヴォクシー/シエンタなど対象のOTAアップデート完了→ドライブレコーダーがOFFになっている恐れも?ソフトウェア更新後は要チェックだ

全ての車種とは言い切れないが、是非とも確認してほしい

2024年1月10日、トヨタ/レクサスが約3か月ぶりとなるディスプレイオーディオのOTAアップデートを配信しました。

今回はトヨタ車種に限定しての内容になりますが、具体的なソフトウェア更新内容は以下の通りとなっています。

【2024年1月10日にトヨタより公開されたソフトウェア更新情報】

2024.1.10

トヨタ ノア/ヴォクシー(2022.01-)、カローラ系(2022.10-)、シエンタ(2022.07-)、クラウンクロスオーバー(2022.09-)、bZ4X(2022.03-)に向けて、最新ソフトウェアを配信開始しました。

ソフトウェアバージョンは、ディスプレイオーディオ:1802/ナビゲーション:1802または、ディスプレイオーディオ:1807/ナビゲーション:1807です。

対象のお客様には、順次ナビ画面にお知らせが表示されますのでご確認ください。

今回の更新で下記の機能が追加となりました。


・(ドライブレコーダー装着車のみ)ドライブレコーダーの録画状況を表示するアイコンの追加

・Audioソース画面の閉じるボタンの位置変更

・ゲストアカウント時のマイセッティングをユーザーアカウントへ引き継ぐ機能の追加

・お乗り換え時の初回ログイン時、マイセッティングの引き継ぎを選択できる機能の追加

・地図画面の道路及び推奨レーンの表示を改善

・地図表示で一部建物を立体表示する機能を追加(地図の縮尺が100m以下のとき)

・動作不良の解消

・動作安定性の向上

via:Toyota

少しずつより良いものへとアップデートされているトヨタの新世代コネクティッドナビ搭載型のディスプレイオーディオですが、実際に私もアップデートしてみて「ここだけは注意してほしい」というポイントがありましたので、早速共有していきたいと思います。


OTAアップデートを開始していこう

早速、私のシエンタにてソフトウェア更新していきましょう。

上の画像にある通り、「マルチメディア更新の情報があります。今すぐ更新を開始しますか?」とウィンドウが立ち上がるので、「はい」を押します。

但し、走行中は上の画像の通り「はい」が押せないので、停車しているときに操作してください。

具体的なOTAアップデートの内容や、利用規約などを確認したあと、ソフトウェア更新が開始されます。

上の画像の通り、15時24分にソフトウェア更新が開始されますが、はたして何分ほどで完了するのでしょうか?

ちなみに2023年12月31日に大晦日に配信された運転支援系のアップデートは「約2時間」ほどでした。

今回はドライブレコーダーなどのアップデートが含まれているため、「Dash camera/Voice recognition/Navigation」といった様々な要素のアップデートが含まれているようです。

今回のソフトウェア更新の準備は約10分ほどで完了

ソフトウェア更新準備が開始して約10分でようやく完了。

あとはエンジンを再スタートするか、ディスプレイオーディオの右側にあるボリュームダイヤルスイッチを長押しして再起動するか、のどちらかを実施してください。

ディスプレイオーディオ再起動後!ドライブレコーダーのアイコンが追加されたのだが…?

ソフトウェア更新完了後、新世代コネクティッドナビを見ていくと、上の画像の赤矢印にある通り、確かにドライブレコーダーのアイコンが確認できますが、ここで注意してほしいのは、ドライブレコーダーのアイコンが「停止」になっていること。

アップデート前は、ドライブレコーダーはON状態になっていて、そうであれば左上のアイコンは「録画(REC)」状態になっていなければならないのですが、画像を確認する限りだと「停止」になっていますね。

OTAアップデート後、ドライブレコーダーはOFFになっている恐れが?

ちなみにドライブレコーダーのON/OFFの設定は、上の画像の通り、右側の「歯車」アイコンをタッチして→「車両カスタマイズ」をタッチ→「ドライブレコーダー」をタッチすると確認できるのですが、ソフトウェア更新後は「ドライブレコーダー」「ゲストモードでの録画」がそれぞれ「OFF」になっていたので、これらは「ON」に設定しておくことをおススメします。
※上の画像は、ドライブレコーダーがOFFになっていたので、ONに変更した直後

ただ、これはあくまでも私のシエンタにて実施したものであり、他の車種でも同様の事象が起きているかは確認できないので、ソフトウェア更新される際は注意して確認してみてください。

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