フルモデルチェンジ版・ホンダ新型N-BOX Custom(JF5)の良きポイント!競合モデルや先代JF3/JF4よりも優れているところは?「通算5回目」の給油も

納車されて3か月以上が経過し、走行距離ももうすぐ2,000kmに到達予定

2023年10月に私に納車されて3か月以上が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型N-BOXカスタム・ターボ(Honda New N-BOX Custom Turbo, JF5)[2WD]。

今回は、本モデルが納車されてからの良きポイントをいくつかご紹介しつつ、納車後「通算5回目」となる給油・燃費記録をチェックしていきたいと思います。

私が以前所有していた、先代後期の特別仕様車N-BOX Custom Lターボ・STYLE+ BLACK[2WD]用の14インチスタッドレスタイヤホイールを保管していたため、現在新型に流用して冬場のメインカーとして活躍していますが、その関係もあって走行距離も良い感じに伸びてきましたし、スタッドレスを履かせての感想も簡単にお伝えできればと思います。


14インチスタッドレスタイヤホイールを装着しても走りは十分に良き

まずは、純正の15インチサマータイヤアルミホイールから、14インチスタッドレスタイヤアルミホイールに履き替えての乗り心地の違いについてですが、タイヤサイズが165/55R15インチから155/65R14インチに幅が小さくなったとはいえ、扁平率が高くなったこともあって突き上げが小さくなったのは良きところ。

ただ、スタッドレスタイヤ特有の「ヒュルヒュル」というようなロードノイズが起きるのは仕方なく、許容できないようなノイズではないので特に問題は無し。

タイヤ銘柄については、グッドイヤー製アイスナビ8を装着しているため、これまで対称だったトレッドパターンを非対称としたのが一番大きなポイント。

ドライと同じく、INとOUTでデザインを変えることで氷上でも効果を発揮しつつ、ブロックの外側を大きくしたことでハンドリングは良くなるのがアイスナビ8の魅力的なところだと思います。

個人的にスタッドレスタイヤを選定する上での一つの基準として、氷上性能よりも雪上性能を重視することが多いのですが、アイスナビ8は氷上性能も同時に向上させている万能型だと考えていて、特にホイールベースが短く、トレッド幅も短い上に車高が高く不安定感のある軽自動車には「アイスナビ8を選んだ方が賢明なのでは?」という判断です。

結果として、雪道で走らせたときのタイヤの柔らかさとグリップ力が相まって、今のところ雪上でのスリップやスタックは特に無く、圧雪された凹凸の激しい雪道となると車内は揺れるものの、ステアリングが大幅に持っていかれたりするようなことは”今のところ”無いのは良きところです。

本革巻きステアリングホイールの質感は先代よりも良くなった

続いては、新型N-BOXの本革巻きステアリングホイールについて。

これは納車された直後に気付いたことなのですが、今回の新型では、本革巻きステアリングホイールの質感が上がり、よりサラサラな手触り感とアップデートされ、グリップも少し太くなった”ように思えた”のは良きポイント。

先代JF3/JF4のときは、本革巻きと言いながらも若干ウレタン巻きのような手触りでザラザラした印象でしたから、ステアリングの手触りを気にされる方にとっては魅力的なアップデートではないかと思います(あくまでも個人の感想です)。

エアコン/暖房やシートヒーターはメモリー式

続いては、エアコン/暖房、シートヒーターなどの快適装備がメモリー式であること。

これは個人的にも地味に有難い機能だと感じていて、エアコンをフルオートに設定していて、シートヒーターは運転席・助手席ともに2段階の内のレベル1に設定した状態でエンジンを切ったとします。

再度エンジンスタートすると、先程のエアコンとシートヒーターがそのまま自己復帰するため、わざわざ設定し直す必要が無いのは便利。

ただその一方で、敢えて不満をいうなれば、快適装備で自己復帰式を採用するのであれば、オートブレーキホールド[ABH]機能にも自己復帰式を採用してほしかったところです。

ちなみにN-BOXのシートヒーターは、2段階レベルでレベル1は適度な暖かさなのですが、レベル2になると「ちょっと熱い?」と感じるほどの強さで、おそらくは氷点下のエリアに住む方々のことも考慮しての熱さだと考えています。

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