フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アルファード(40系)で茶道イベントの送迎。2列目に乗った着物のお客さんの反応は良く「そのまま家まで送ってほしい」との声も

(続き)トヨタ新型アルファードで茶道イベントの送迎!2列目に乗った着物のお客さんの反応は?

引き続き、トヨタ新型アルファードで茶道イベントの送迎に関するインプレッション!

2列目シートは広々と快適!シートバックのハンドグリップも最高の手助けに

お客さん曰く、合成皮革でもシートはフカフカでフィット感も良く、合皮特有の滑りなども無かったそうですし、特に揺れも無くてタイトな印象は無かったとのこと。

足もとが広々としていることはもちろんなのですが、ゆっくりと寛げる空間だからこそ、「このまま降りたくない」「このまま次の会場じゃなく、そのまま家まで送ってほしい」と、本音をポロッと吐き出せるほどに快適に過ごしているのを見ると、この車を今回の送迎に選んで良かったと思う所。

現地に到着し、着物を着たお客さんが感動していたのが、シートバックの水平グリップ部分。

着物だと身動きがとりづらい分、このグリップのお陰でシートから離れることができ、体勢も整えることができるなど、思わぬ形で役に立っていたのだそう。


後席は乗員に寄り添う一方で、フロントへの寄り添いはあまり感じられなかった

こうした細かな気遣いができる機能が充実したアルファード/ヴェルファイアですが、個人的に不満に感じているのが、運転席・助手席のサブAピラー部分にハンドグリップが設けられていないこと。

おまけにアルファードの運転席・助手席は、日産セレナ(Nissan New Serena, C28)並みにステップ位置が高いため、この乗降り性の悪さをカバーするためにも、ハンドグリップは必要だと思うんですね(特に足腰の弱い方にとっては厳しいものがある)。

乗員に寄り添うことに徹底したフラッグシップショーファーカーであることは高く評価している一方で、あまりにも使い勝手の悪いタッチトレーサーや、チープで見た目の宜しくない12.3インチフル液晶メーター、そして先ほどのフロントサイドステップの乗降り性の悪さとハンドグリップレスなど、アルファード/ヴェルファイアはもう少しドライバーに寄り添うような車づくりをしてほしいところです。

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