トヨタ新型シエンタを所有して良かったポイントは?時と場合によって「クルコン」の使い分けが可能!競合のホンダ次期フリードも苦戦するであろう優秀な使い勝手等

新型シエンタは、私が所有する愛車の中で一番レベルが高いかもしれない

2022年10月に私に納車されて1年4か月以上が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)ハイブリッドZ・2列5人乗り[2WD]。

2024年5月には、フルモデルチェンジ後”初”となる一部改良が控えていて、法規制対応の関係でバックガイドカメラ搭載が義務化になるため、エントリーグレードXでもバックガイドカメラがメーカーオプションから標準装備に変更される予定です。

この他にも、ハイブリッドモデルのリヤテールゲートに装着されるHYBRIDバッジが、新型プリウス(New Prius)やアルファード(New ALPHARD)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)などと同じで”HEV”バッジに変更される予定ですが、内外装のデザイン変更や、電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]などが設定される予定はないとのこと。

既に商品力としては非常にレベルの高いシエンタですが、今回は私が本モデルを購入・所有して良かったポイントをいくつかチェックしていきたいと思います。


エントリーMPVとて侮れない充実した装備内容

まずはシエンタの装備内容について。

トヨタのエントリーコンパクトMPVといえども、決して装備内容が充実していないということはなく、上の画像の通り、フロントシートヒーター(2段階調整可)やステアリングヒーター、AC100V/1,500Wが設定されているのは魅力的。

シートヒーターやステアリングヒーターは冬場に重宝することはもちろんですが、何気にアクセサリーコンセントは移動中でも利用することが多いですし、仕事などでちょっとした待ち時間があるときに、非常時給電機能を利用してノートPCをコンセントで接続して利用することもあるので、日常使いにも役立っている機能ばかり。

via:X(旧Twitter)

特にアクセサリーコンセントは、ここ最近だと他の自動車メーカーでも採用されるようになりましたが、ホンダでは未だに採用していない機能で(ホンダメーカー側は、USB Type-CのPDチャージャーで事足りると自信を示している模様)、2024年夏頃に登場予定となっているフルモデルチェンジ版・新型フリード(Honda New FREED)でも設定されないとの噂もあるため、まだまだ競合シエンタに勝てないポイントではないかと思います。

あと電源ソケットが、アクセサリーコンセントの隣に設けられているため「見つけやすい」というのもグッドポイントの一つです。

ファミリーユースには有難い後席用ロールサンシェード

続いては、エントリーMPVであるシエンタにも後席用ロールサンシェードが装備されていること。

昨今のフラッグシップミニバンやミドルサイズミニバン、高級セダン、そして軽自動車にも採用されている日よけ機能でもありますが、なぜこの機能が標準的に備わっているのかが気になるところだと思います。

実際にトヨタディーラーや三菱ディーラーやホンダディーラーを経由してメーカーの方にも確認していただいたところ、どうやらファミリーユースを考慮して、後席にチャイルドシートを装着して赤ちゃんや子供が座る際、子供に日差しができるだけ当たらないように考慮されているからなのだそう。

この点は軽自動車やエントリーMPV得湯と言いますか、しっかりとユーザーに寄り添っているところはグッドポイントだと考えています。

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