やっぱ燃費ヤバいな…ダイハツ新型ムーヴキャンバスが納車されて1年5か月が経過!色々と批判されているが、快適で燃費も20km/L付近!燃料タンク容量30Lで満足度高め

新型ムーヴキャンバスも早いもので1年5か月所有しているのか

2022年9月に私の父母用に納車された、ダイハツのフルモデルチェンジ版・新型ムーヴキャンバス(Daihatsu New Move Canbus)Theory G[2WD]。

早いもので、本モデルが納車されて1年5か月が経過し、走行距離はまだ少ないながらも8,000kmを突破したところ。

基本的には、私の父母の普段の街乗りや買い物、母の通院用として活用しているため、中々距離は伸びにくいものの、ほぼほぼ毎日利用しているとのこと。

特にこれといった不具合やトラブルなども無く、元気に距離を伸ばしているムーヴキャンバスですが、今回は本モデルの良きところや、ちょっと不満に思う点をいくつかチェックしていきたいと思います。


自然吸気系でも高速道路での燃費は優秀

まずはムーヴキャンバスの実燃費について。

前回、高速道路をメインとした往復370kmほどの長距離移動でムーヴキャンバスを使用したのですが、14インチスタッドレスタイヤを履かせていても、片道180kmほどで20.1km/Lを記録。

走行方法としては、夜間ということもあって車通りも少なかったのですが、レーダークルーズコントロールで90km/h~100km/h固定にして走行することがほとんどでした。

高速道路だと、自然吸気系はパワー不足でストレスを感じたり、燃費も15km/L~17km/Lぐらいが良い所か?と予想していましたが、クルーズコントロールだとアクセルを踏む必要性がないため疲れにくいですし、まさか燃費も往復で19.8km/L~20.1km/Lを記録するとは、良い意味で裏切られた結果でした。

ちなみにムーヴキャンバスのアダプティブクルーズコントロール[ACC]は、やはりトヨタや日産、そして競合モデルとなる三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)のマイパイロットに比べると、前方に車が割り込んできたときの減速や、下り坂での減速はちょっと不自然。

特に前方に割り込まれたときは、アクセルオフによるエンブレというよりも、フットブレーキのようなカックン系の強めのブレーキに近いため、まだまだ課題のあるホンダのHonda SENSINGよりも評価は低めかもしれません。

燃料タンク容量30Lなのはちょっと珍しい

続いて、ムーヴキャンバスの燃料タンク容量が30Lと、他の競合モデルに比べてタンク容量が少し大きめだということ。

競合モデルのホンダ新型N-BOX/N-BOX Customや、スズキ新型スペーシア/スペーシアカスタムになると、燃料タンク容量が共通して27Lになるため、僅か3Lの容量差とはいえ、この3Lで30km~60kmほど航続可能距離が異なるので、特に長距離移動時には重宝できるところ。
注)N-BOX/N-BOX Customは、四輪駆動[4WD]だと25Lと更に小さくなる

以前、ムーヴキャンバスで往復 約370kmほど走らせたあと、自宅近くのガソリンスタンドにて給油しましたが、航続可能距離は37kmで、燃料残量も8分の1程度残っていたものの、これがN-BOXやスペーシアのように27Lタンクだったら、もしかすると給油警告ランプが点灯していたかもしれないですし、航続可能距離も限りなく0kmに近い状態だったかもしれませんね。

参考までに、このあと満タン給油しての給油量が24.30Lだったため、燃料タンク容量30Lに対して5.7L残しでした(満タン法による実燃費は18.3km/Lとかなり優秀)。

つまりは、このまま平均燃費を維持して走行していれば、「5.7L × 16.5km/L = 104.3km」は走行可能だったということで、軽でも無給油540kmは走行できたという計算に。

軽自動車で500kmも走れることができれば御の字だと思いますが、今後利用できる機会があれば、街乗りなどの普段使いでもインプレッションできればと思います。

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