ホンダ新型ZR-Vが納車されて9か月が経過!「無性に踏みたくなるスポーティな走り」「このクラスで燃費は悪くなく、燃料タンク容量が大きいのは便利」等

新型ZR-Vはスポーティとファミリーを上手く両立した車だと思う

2023年5月に私に納車されて9か月が経過した、ホンダ新型ZR-V e:HEV Z[4WD]。

本モデルの走行距離も、もうすぐ6,000kmに到達しそうな勢いですが、冬場に入ってから雪の関係もあって中々動かせていないのが正直なところ。

前回のブログでもお伝えした通り、過去に私が所有していたヴェゼル(Honda New Vezel)用の16インチスタッドレスタイヤホイールが流用できないことが判明したため、雪の無い日を狙って近場乗り~長距離と幅広く活用しています。

これから春に向けて、利用頻度も頻繁的になると思いますが、まずは納車9か月が経過しての感想をまとめていきたいと思います。


見た目はやっぱりカッコいい!新色ガーネットも良い味を出している

まずはZR-Vのエクステリアについて。

ホンダのデザインアイコンにもなっている、両サイドにリフレクター式LEDヘッドライトを搭載し、中央にはアダプティブドライビングビーム[ADB]、L字型LEDデイタイムランニングライト&シーケンシャルLEDウィンカーを組み合わせた意匠と、縦型基調となるグロスブラックのグリルパターン。

そしてDセグメントSUVではちょっと珍しい、フロントLEDフォグランプを搭載しないレイアウトに関しては、個人的にはスマートな仕上がりだと感じています。

本モデルが発表された当初は、「マセラティ・レヴァンテ(Maserati Levante)に酷似している」とか何かと揶揄されていましたが(ホンダは新型ヴェゼル含めて揶揄されることが多くなった)、改めてこうして実車で見てみると、ホンダ唯一無二ともいえる精悍な顔つきだと思いますし、シンプルに「カッコいいやん」と思わせてくれます。

そしてサイドビューも、武骨なSUVスタイルではなく、どちらかというとクーペライクなSUVといった印象で、おまけに全高も1,620mmとDセグメントSUVとしては低い方だと思いますが、個人的にはこの低さが「丁度良い乗降り性」に繋がっているように感じます。

あとは、やはりこのボディカラー。

ZR-Vより新しく採用されたプレミアムクリスタルガーネットメタリックは、イメージ的にはあずき色に近い色合いながらも、光の差し加減でイメージがガラッと変化するユニークなオプションカラーです。

リセールを完全無視したボディカラーなので、街中でも見かける頻度は極端に少ないかな?と思ったりもしましたが、意外にも白黒の多い雪国エリアでも、ガーネットのZR-Vを見かける頻度は多め。

もちろん、プラチナホワイトパールの目撃頻度に比べたら少ない方ですが、それでも10台ZR-Vを見かけたら3台~4台はガーネット色なので、超希少色というわけではないのかもしれません。

アクティブサウンドコントロールが備わっているかのような演出がたまらない!ついつい踏みたくなるスポーティな走り

見た目のカッコ良さに加えて、ZR-Vのもう一つの魅力が走り。

やはり「走りのホンダ」と言われるだけあって、背の低いSUVだからこそロールも少ない上に、多少のオーバースピードでも狙ったコースに対してキレイに通過できるキビキビとした走りは、競合SUVの日産エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)やトヨタ・ハリアー(Toyota New Harrier)/RAV4、マツダCX-5には無いポイント。

そして排気量2.0L 直列4気筒エンジン+デュアルモーターを組み合わせたハイブリッドe:HEVに、アクティブサウンドコントロールが備わっているかのようなスポーティなサウンドのおかげで、ついついアクセルを踏み込んでしまう場面も。

それだけこの車の安心感も高く、スポーツカーのように走らせたくなるようなポテンシャルを持ち合わせているところが、ZR-Vの良さだと考えています。

2ページ目:ZR-Vの燃費は意外と悪くない?そして20km/L以下の燃費でも無給油1,000km走れる?