EVは2,000kg超えで重くなりそう…マセラティ新型グランカブリオが世界初公開！ブガッティもシロン後継となる次世代V型16気筒エンジンを世界初公開

2024-03-01

(続き)ブガッティ公式が遂に発表！シロンの後継モデルはW型16気筒からV型16気筒ハイブリッドに！

続いて、フランスに本社を構えるハイパーカーメーカーのブガッティが、シロン(Bugatti Chiron)の後継モデルに搭載するエンジンの外観とエキゾーストサウンドを動画にて公開しました。

動画内では、カーボン素材が使用されたW型16気筒クワッドターエンジンではなく、V型16気筒ハイブリッドが採用され、いよいよ本格的にピュアEVハイパーカーメーカーのリマック(Rimac)との共同開発モデルとして実現します。

フルハイブリッドなのか、マイルドハイブリッドなのかは不明

こちらが今回公開された、ブガッティの次世代V型16気筒エンジン。

現時点でブガッティは、エンジンの排気量や、エンジン出力、エンジントルク、更には本エンジンに採用されるハイブリッドシステムが、フルハイブリッドになるのか単なるマイルドハイブリッドになるのかまでは明らかにしていません。

また画像でも確認できる通り、エンジンには”BUGATTI”のロゴ、”V16”の文字、点火順序を示す数字が特徴的な、豪華なカーボンファイバー製の吸気プレナムに焦点が留まっていることがわかります。

プレナムの両側には、2つのスロットルボディがあり、それぞれが4つのシリンダーに燃料を供給しますが、プレナムの下の領域は影に隠れているため詳細を確認することはできません。

エンジンサウンドに関しては、デュアルクラッチトランスミッションを通過するときのエンジン音が確認でき、自然吸気系のV12フェラーリのような甲高いサウンドではないものの、現行W型16気筒クワッドターボエンジンよりも明らかに歯切れが良く、まさに轟音を響かせるよな存在感がありますね。

W型16気筒に比べて長くなることが予想され、その分ボディも更に大きくなる？

ちなみにこちらが、シロンに搭載される排気量8.0L　W型16気筒クワッドターボエンジン。

シロン後継に搭載されるV型16気筒エンジンは、どのように配置されるのか、スペースがどのくらいになるのか疑問に思う所はあるものの、現在のW16エンジンは、共通のクランクシャフトを中心に構築された2つの狭角V8エンジンであり、ワイドではあるものの、エンジンの長さとしては短くなるのもポイント。

そのため、シロン後継モデルでは、パワートレインの余長に対応するためにホイールベースを延伸する必要があるわけですが、必然的にボディサイズも全体的に大きくなり、更に車体重量も重くなることが予想されます。

一部噂によると、シロンの後継モデルでは、ハイブリッドシステムの組合せにより、システム総出力1,800ps以上を発揮するとの情報もありますが(しかも既存顧客のみの販売とか…？)、必然的にトルク値も大きくなるでしょうし、それに耐えうるタイヤもミシュラン？との共同開発になるのではないかと予想されます。

BUGATTI: A New Age — “Pour L’Éternité”

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Reference：motor1.com, CARSCOOPS