そうはならんやろ…マクラーレン570Sが溝にハマってしまう事故→ドライバーは無傷だがどうやって脱出した?新型サイバートラックの転売を試みたオーナーがテスラ出禁に?

(続き)サイバートラックの転売を試みたオーナーがテスラ出禁に?

続いて、何かと話題の中心にあるテスラ新型サイバートラック(Tesla New Cybertruck)。

最近では、インターネットオークションにて高額値での転売が横行していますが、遂にサイバートラックの転売を試みたオーナーが、「テスラ公式より警告文と共にブラックリストに掲載された」として話題となっています。

ブラックリストに掲載されたオーナーは、今後テスラにて新車を購入することはできず、現在注文している2台分のサイバートラックに関してもキャンセル扱いにされたそうです。


厳密には転売しておらず、オーナーも利益を得たわけではないのにどうして?

アメリカのサイバートラックオーナーが情報交換するCybertruck Owners Clubより、Malinecentralというアカウントが投稿した内容を確認すると、既に納車されたサイバートラックをオークションに出品したところ、どうやらこの車両がテスラ関係者に知れ渡ったとして、その後何らかの形でオーナーが特定 → 現在注文中の車両2台もキャンセル扱いになったそうです。

ちなみに、テスラからユーザー宛に送られた警告文は以下の通り。

この件に関して公式通知があなたに提供されているため、今後、あなたが行った注文は100ドルの予約または250ドルの注文料の返金なしでキャンセルされます

なおこの人物がオークションに出品した際の希望落札価格は242,069ドル(日本円に換算して約3,570万円)とのことで、新車価格の約2倍以上になりますが、この出品も何らかの圧力によって出品取り消しになったと報告されています。

なおサイバートラックがユーザー向けに納車された場合、テスラ公式では「オーナーが所有してから12か月以内に売却した際には、50,000ドルまたはトラックの販売で得た利益のいずれか高い方の罰金を科す」と公表済み。

今回の例でみると、このサイバートラックはまだ正式に落札されていないため、実質的には転売していない(利益を得ていない)ことになるものの、少なからず新車価格よりも高額値で取引される可能性があることを考えると、テスラとしても「誓約を守らないのであれば、それ相応の対応をとる」という態度の表れだと思われ、テスラも掲示板などで拡散されることを見越して、敢えてこのような警告文と出禁の対応をとったのかもしれませんね。

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Reference:Regio15, CARSCOOPS