【悲報】トヨタ新型アルファード/ヴェルファイアが安全性能評価でファイブスター賞を獲得できず…マセラティ・グレカーレ/テスラ・モデル3などにリコール

2024-03-14

(続き)輸入車あるある?「km/h」表記ではなく「mph」表記になるかも…

続いて、マセラティのエントリーSUVモデルとなる新型グレカーレの1車種・計782台にリコール。

不具合内容としては、インストルメントクラスター(以下、インスト)において、ソフトウエアが不適切なため、イグニッションをオンにした際、速度計の単位が「km/h」から「mph」に切り替わることがあるとのこと。

そのため、保安基準に抵触するおそれがあり、この他にも以下の不具合も発生するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

◇イグニッションをオンにした際、パークアシスト警告が瞬間的にインスト上に誤表示される

◇ターンシグナル作動時に電気ノイズ(ビープ音)が発生する

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は起きておらず、本国からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[グレカーレ]
・7AA-MGR20A/ZN6AW82C007424966~ZN6AW82J007437206/令和4年9月30日~令和5年7月19日/189台

・7AA-MGR20C/ZN6AW82C007422300~ZN6AW82J007438733/令和5年1月6日~令和5年7月19日/444台

・7BA-MGR30/ZN6CW82C007422318~ZN6CW82J007430136/令和4年10月17日~令和5年8月23日/149台

改善措置としては、全車両、インストルメントクラスターのソフトウエアを対策プログラムに書き換えるリコール作業を実施するとのことです。


最悪の場合、車両接近通報装置が保安基準を満たさない恐れアリ

続いては、テスラ・モデル3/モデルS/モデルXの3車種・計136台にリコール。

不具合内容としては、車両接近通報装置において、過去に配信されたアップデートプログラムの設計が不適切であったため、車両の初期化を行った場合、車両の前進及び後退時に当該装置の音が鳴らず、車両接近通報装置の基準を満たさないとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は起きておらず、本国からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[モデル3]
・ZAA-3L23/5YJ3F7EB7KF445340~LRW3F7EB5MC349381/令和元年7月8日~令和3年8月31日/52台

・ZAA-3L13/5YJ3F7EA4KF473359~LRW3F7FAXMC403098/令和元年7月31日~令和3年10月24日/42台

・ZAA-3L23P/5YJ3F7EC6LF463483~LRW3F7EC6MC410312/令和元年10月29日~令和3年11月2日/15台

・ZAA-3L13B/LRW3F7FJ5MC262845~LRW3F7FJ7MC285656/令和3年5月28日~令和3年6月19日/4台

・ZAA-3L23B/LRW3F7EK8MC298359~ LRW3F7EK3MC415846/令和3年6月30日~令和3年11月1日/17台

・ZAA-3L23PB/LRW3F7EL5MC298392/令和3年6月30日/1台

[モデルS]
・不明/5YJSB7E23KF310749~ 5YJSB7E26KF336469/令和元年4月5日~令和元年8月5日/2台

[モデルX]
・不明/5YJXDCE43KF183608~ 5YJXDCE4XMF312642/令和元年6月7日~令和3年10月19日/3台

改善措置としては、全車両、対策がなされたプログラムの配信を行うとのことです。

リコール/改善対策/サービスキャンペーン関連記事

Reference:国土交通省①