インフルエンサー「バッテリー上がりは転売対策」と発言→ディーラーだけでなくメーカーも把握していて深刻に?トヨタ新型アルファードの光物系カスタムもチェック
「バッテリー上がりは転売対策」→炎上発言は一過性のものかと思っていたが、どうやらそうでもないらしい
以前、SNSやYouTubeなどでトヨタをメインに取り上げるインフルエンサーが「バッテリー上がりは転売対策」と、SNSにて根拠のない発言をしたことが拡散され大きな話題となりました。
本投稿が拡散された後、私がいつもお世話になっているトヨタディーラーでも話題となり、「トヨタのハイブリッドモデルは、転売対策のためにバッテリーに何か仕組んでいるのか?」と、お客さんが販売スタッフに詰め寄ったこともあったそうです(冗談なのか本気なのかは不明ですが…)。
この内容については、一過性のものですぐに終息するだろうと思っていましたが、どうやら販売店だけでなくメーカーの方でも本投稿については把握しているようです。
そもそもどういった投稿が拡散されたのか?
もしかすると本投稿についてご存じない方もいらっしゃるかもしれないため、どういった内容が投稿され話題(炎上?)になったのかというと以下の通り。
バッテリー上がりは転売対策。
2年くらい前の新型車からトヨタのハイブリッドはバッテリーが上がりやすくなりました。
通勤などで毎日のように乗っていれば問題ありませんが、たまにしか乗らない場合は注意してください
本当にびっくりするくらい直ぐ上がります。
ガソリン車は寒冷地仕様にすればバッテリーも大きくなるので、不安な方は寒冷地仕様にするのがマストですね。(HEVは無意味)
バッテリーが上がるとメーターにエラーが表示されますが、それを消すにはディーラーに行く必要があります。
そういう所をみると、転売対策な気もしますよね。
今は良くても、HEVの評価は下がっていくと思います。
昔からハイブリッドは乗ってなんぼですからね。
via:X(旧Twitter)
以上の通りとなります。
これについては、「バッテリー上がりは転売対策」と記載されながらも、DC12Vバッテリーを指すのか、はたまたハイブリッドバッテリーを指すのか明確になっていない投稿でありながらも、トヨタのハイブリッドモデルのイメージ毀損に繋がる発言。
これについては私も、「具体的根拠がないため、投稿者も削除しているため一過性のものだろう」と思っていましたが、本投稿内容が削除されて10日ほど経過した時点でも、私がお世話になているトヨタディーラーでは問題視しており、どうやら全国のディーラーだけでなくメーカーも把握しているとの情報も。
SNSでの投稿は、もはや「つぶやきの場」ではなくなったように思える
ただ、メーカーが把握しているからといってこの後にメーカーがどのようなアクションを起こすかまではわからないものの、少なからず「バッテリーは転売対策」と拡散され、その情報が世界のユーザーに知れ渡り、販売店やメーカーに対して問い合わせ(クレーム?)が来ていたということを考えると、ある意味で業務の妨げになっていた恐れも。
影響力のあるインフルエンサーだからこそ、今回の具体的根拠の無い投稿が問題視されるのは理解はできるものの、一方でインフルエンサーや様々なユーザーの投稿が販売店やメーカーの方々が定期的にチェックしているという事実もあるため、ブランドイメージが傷がつくような恐れのあるリスキーな投稿は控えた方が良いかもしれませんし、もはやX(旧Twitter)は「単なるつぶやきの場」ではなく、世界に発信される以上は「公的な発言の場」になりつつあるかも。