トヨタ新型プリウスや日産の新型エクストレイル(T33)/セレナ(C28)等のバッテリー上がり対策用品「ジャンプスターター」を購入!あまりおススメできないポイントを紹介
不満点があるとは言え、困ったときにはとても助かるカー用品であることは間違いない
前回のブログでもお伝えした通り、私が所有するトヨタ新型プリウス(Toyota New Prius)2.0L HEV Zグレード[2WD]や、日産の新型エクストレイル(Nissan New X-Trail, T33)e-POWER Gグレード[2WD]、そして新型セレナe-POWERルキシオン(New Serena e-POWER LUXION, C28)が、複数回バッテリー上がりを起こしたため、念のためカー用品のジャンプスターターキットを購入することに。
特に冬場になると、外気温の低さの関係でバッテリー上がりが起こりやすく、2~3日ほど放置しただけで補器バッテリーの電圧値が5V未満(場合によっては1V台)になることもあったため、その都度JAFさんを呼ぶことがほとんどでした。
今後は、可能な限りロードサービスを何度も利用せずに、自分自身で「できる範囲」で車のメンテナンスができればと思っていて、実際に購入・利用したジャンプスターターキットの使い方含め、不満に思っているポイントや個人的にあまりおススメできない点をいくつかご紹介してきたいと思います。
私が購入したジャンプスターターキットはトヨタモビリティの「V9TZJS001」
早速、私が購入したジャンプスターターキットを見ていきましょう。
購入したのは、トヨタモビリティパーツ(トヨタオリジナルブランド)が販売するTZモバイルジャンプスターターキット「V9TZJS001」で、価格帯としては楽天市場だと18,447円(税込み)での販売となっています。
楽天市場だけでなく、アマゾンやトヨタディーラーでも購入することが可能です。
商品の外観としては、TZのロゴ付きとなる収納ケースが1つ。
収納ケースの中身を見ていくと、こんな感じでジャンプスターターケーブルやモバイルジャンプスターター本体などが収納されています。
中身はこんな感じ。
付属品としては「モバイルジャンプスターター本体」「セーフティモジュールジャンパーケーブル」「充電用USBケーブルTYPE-C」「モバイルジャンプスターター本体専用の収納袋」「取扱説明書」「保証書」となっています。
モバイルジャンプスターター本体の充電方法は?
ジャンプスターター本体は、こんな感じの筒状になっていて、本体寸法としては234mm×φ64mm、本体重量は705gと少しだけ重量感があります。
本モデルには、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーが搭載されているため、USB Type-C本体充電用入力ポートからAC100Vコンセントへとつなげば充電することが可能で、最大で約1,000回利用することが可能になっています。
充電方法としてはこんな感じ。
ちなみにこのモデル、懐中電灯(夜間時のバッテリー復旧作業時に重宝)やスマートフォンなどのモバイルバッテリーとしても活用できるので、汎用性という点では中々に優秀かもしれません。
モバイルジャンプスターターでで、車のバッテリー上がり復旧作業へ
早速、ジャンプスターターキットでバッテリー上がりが生じた車の復旧作業を行うことに。
今回は、トヨタ新型プリウス2.0L HEVのバッテリー上がりの復旧作業に取り掛かります。
バッテリー残量が少ない場合は、スマートキーが反応しない場合がある
車のバッテリー上がりが生じた際は、スマートキーにて反応しない場合があるため、スマートキー本体に差さっているメカニカルキーを取り出し、プリウスの運転席側のキーシリンダーに差し込んで開ける必要があります。
ドアが開いたら、運転席側にフロントフードボンネットを開けるレバーがあるので、それを引くことでボンネットを開けることができます。
ボンネットを開けたら、上の画像の赤丸と黄色丸にある所が、ジャンプスタート復旧する際にクランプするポイントになります。
ジャンプスターターケーブルを接続(クランプ)するポイントを見ていこう
まずは”+”となるバッテリー本体ですが、上の通りカバーが付いているので…
こんな感じでカバーを外します。
カバーを外したら、赤丸にある通り赤色のカバーが付いているので開きます。
カバーを開くとこんな感じ。
これでジャンプスターターケーブルのクランプ準備が完了です。
接続順番は間違えずに!そして本製品の不満点も!
実際にジャンプスターターケーブルを①クランプ赤端子(+) → ②クランプ黒端子(-) → ③青ジャックの順番に接続していくのですが、ここで注意と言いますか…不満に思っているのが、スターターケーブルが短すぎるということ。
収納ケースに収める関係で、どうしてもケーブルが短くなってしまうのは仕方ないことなのですが、これでは先程の”-”部分にクランプすることができないため、黒端子は「無塗装の金属部分(アースポイント)」を見つけてクランプするようにします。