見た目は三菱、車内はスバルっぽい中国JAC新型T9が豪州にて発売スタート!ライバルはトライトンやハイラックス…価格は日本円で約425万円から

(続き)中国JACの新型T9の内装や価格帯などもチェックしていこう

引き続き、オーストラリア市場向けとして販売される中国JACの新型T9について見ていきましょう。

インテリアはスバルっぽいレイアウト

続いてインテリアも見ていきましょう。

「何かどこかで見たことあるなぁ…」と思ったら、スバルWRXやレガシィアウトバック、レヴォーグなどのインテリアにそっくり。

縦型基調のタブレット型10.4インチディスプレイオーディオや、縦基調のエアコンの吹き出し口は似ていますが、メーターデザインは7インチ+LCDのハイブリッドメーターを搭載。

機能面としては、アラウンドビューカメラやワイヤレス充電、シートヒーター、基本的な予防安全装備ADASが備わっているとのこと。

日本車とは異なるエレガント志向のインテリア

センターシフト周りはこんな感じ。

やはり中国製ピックアップトラックということもあり、内装の細部の造りはエレガントで高級感がありますね。

こうしたセンターシフト周りの面取りしたような四角いフレームさえも芸術的に思えるほどですし、この点は日本車では中々真似できないポイントだと思います。

あとはピックアップトラックでありながらも、電動パーキングブレーキ[EPB]&オートブレーキホールド[ABH]が備わっているのも、ちょっと不思議な感じがあります。


初年度の目標販売台数は1万台!気になる価格帯は?

ちなみにこのモデル、オーストラリアではJAC正規ディーラーを設けて販売するのではなく、輸入ディーラーを介して販売するとのことですが、以前ご紹介したBLK Autoだけでなく、オーストラリアに40拠点以上を構えるLTS Autoでも販売するとのこと。

更にJACグループのグローバルCEOであるXiang Xingchu氏は、オーストラリアにおける同社の野心的な目標を共有し、海外カーメディアCarExpertに対し「目標は初年度に1万台で、さらにモデル・グレードが増えたら4万台~5万台になる」と述べています。

なおT9には、新車登録後から7年間の走行距離無制限の保証が付帯され、販売開始時期は2024年4月を予定しているとのこと。

そして気になる価格帯ですが、エントリーグレードOasis(オアシス)で42,662オーストラリアドル(日本円に換算して約425万円)、上位グレードでオフロード仕様となるhaven(ヘイブン)は、45,630オーストラリアドル(日本円に換算して約454万円)での販売となるようです。

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Reference:CARSCOOPS