(2025年)マイナーチェンジ版・スバル新型レガシィ/アウトバックを発表!部品代の高騰などで30万円ほどの値上げに…日産パトロールも改良するも内装は古臭いまま

(続き)2024年モデルとなる一部改良版・日産の新型パトロールが発売!内装は古さを感じさせるな…

日産のオーストラリア法人が、フルサイズSUVモデルとなる一部改良版・新型パトロールを(Nissan New Patrol)を発表・発売しました。

本モデルは、2010年に6代目としてデビューして約14年が経過するわけですが、その間にマイナーチェンジが実施されたのは2回のみで、それ以外は小規模レベルの一部改良を繰り返してきました。

今回の2024年モデルでは、新しい10.1インチタッチスクリーンにApple CarPlay/Android Autoが追加され、パワートレインも引き続き、排気量5.6L V型8気筒自然吸気エンジンが搭載されますが、内装は相変らずの古さを感じさせます。


2024年モデルとなる新型パトロールの内外装をチェックしていこう

こちらが今回発表された、オーストラリア市場向けの新型パトロールのエクステリア。

アメリカ市場向けとして販売されているアルマダと基本的には同じプラットフォームですが、内装の造りやレイアウトは、オーストラリア向けのパトロールの方が古め。

こちらがオーストラリア市場向けとして販売される、日産のフラッグシップSUVモデルとなる新型パトロールのインテリア。

直近で発表されたフルモデルチェンジ版・新型キックス(New Kicks)や、ミドルサイズSUVの新型エクストレイル(New X-Trail, T33)/ローグ(New Rogue)などに比べると、数世代前の古臭さが残るインテリア。

ナビの配置を変更したことでやっつけ感があるが…

インパネに集約されたDirected Technologiesと呼ばれるカーサプライヤーとの提携することで10.1インチナビゲーションディスプレイが搭載され、これが唯一の変更ポイントであり、Android Auto/ワイヤレスApple CarPlay、DAB+デジタルラジオ、広角リヤビューカメラが追加採用されたのは朗報。

一方で、前モデルに採用されていたCDプレーヤーや、規則性の無い配列のスイッチ類も廃止され、重要なインフォテインメント系と空調機能のセットアップがよりシンプルになりました。

前モデルに搭載されていた8.0インチのタッチスクリーンスペースには、今回の2024年モデルでサングラス入れの様な保管場所になっていますが、何だかバランスがあまり良くないようにも感じられます(やっつけ感がある)。

改良ではなく改悪ポイントも…

この他の装備内容も見ていくと、Tiグレードでは、最前列にセンタークーラーボックスを追加。

更にこのグレードでは、デジタルインナーミラーと、改良された6スピーカーオーディオシステムも搭載。

不思議なことに、これまでフラッグシップのTi-Lグレードに採用されていた、13スピーカーのBoseサウンドシステムが廃止され、6スピーカーのInfinityシステムが採用されるなど、ちょっと理解が難しい改悪も入っているようです。

パワートレインは、これまでと変わらず排気量5.6L V型8気筒自然吸気エンジンが搭載され、最高出力40hp/最大トルク560Nmを発揮。

トランスミッションは7速ATのみを搭載し、駆動方式は四輪駆動[AWD]のみとなります。

なお価格帯としては、Tiグレードが87,900オーストラリアドル(日本円に換算して 約880万円)、Ti-Lグレードが100,600オーストラリアドル(日本円に換算して約1,007万円)となっています。

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Reference:CARSCOOPS➀