ホンダ新型WR-Vの納車後雑感!ドリンクホルダーは小さい?シートベルトリフターは装備されていない?過去に所有していたヴェゼルとの比較も

ホンダ新型WR-Vは、納車されてから色々と気になる部分も

2024年4月に納車されたばかりとなる、ホンダ新型WR-V Z+[2WD]。

今回は、本モデルが納車されてからの雑感に加えて、兄弟車であるヴェゼル(Honda New Vezel)との違い・比較もしていきたいと思います。

2024年4月25日にマイナーチェンジ版として発表される新型ヴェゼルは、更に商品力を高めると共に、価格帯もアップして発売されるため、WR-Vとの差別化も大きくなりそうなところ。

この他、ブログ読者様よりWR-Vに関する質問なども頂いていますので、質問内容に回答する形でインプレッションしていきたいと思います。


一見、小さく見えるドリンクホルダーだが…?

まずは、WR-Vのドリンクホルダーについて。

ブログ読者の方々から多数の問合せを頂いていたドリンクホルダーのサイズ感ですが、一件するとプジョー・シトロエンのように500mLペットボトルが置けないようなコンパクトサイズに見えるものの…

実際には、こんな感じで500mLペットボトルや600mLペットボトルの仮置きも可能。

インド生産の車といえど、新興国でもこのサイズ感のボトルを利用してドライブする方も多いのかもしれません。

ヴェゼルはセンターシフトよりも手前にドリンクホルダーが設けられている

なお参考までに、私が以前所有していたヴェゼルは、上の画像の通りストレート式センターシフトよりも手前にドリンクホルダーが設けられていて、600mLペットボトルも収納可能でした。

ドリンクホルダーの配置に関しては、センターシフトよりも手前に配置するか、奥に配置するかで評価が大きく分かれますが、センターシフト操作時にペットボトルが当たることのストレスを考えると、手前よりも奥にあった方が個人的にはグッド。

一方で、奥にあると「ペットボトルが取りづらい」といった意見もありますが、個人的にはWR-Vのドリンクホルダーの配置は「良いところに設けたな」と思っています。

シートベルトにはリフターが採用されていない

続いては、WR-Vのシートベルトについて。

モータージャーナリストや自動車系YouTuberの方々が指摘していないシートベルトリフター(ハイトアジャスター)ですが、残念ながらWR-Vには採用されていません。

これはインドユーザーの体格を考慮してなのか、元々低い位置で固定されている印象を受けますが、個人的には上部までスライドできるようにリフターを設けてほしかったところ。

ちなみに、ヴェゼルはシートベルトリフターが標準装備されているため、こうした細かいところでの違いや差別化はターゲット市場が異なることや、日本人ユーザーの細めの体格などを考慮してなのかも?

USBポートは全てType-A

続いてはUSBポートについて。

WR-Vでは、助手席側の充電ポートも、運転席側のメディア再生・入力用ポートもType-Aが採用されています。

これはユーザーによって賛否は大きく分かれるかと思いますが、個人的には充電ポートはType-Cでも良かったかも?と思ったりしますが、インドではType-Aがまだまだ主流なのかも?

あと助手席側には、DC12Vの電源ソケットが設けられているため、ここに外付けの充電用USB変換器を挿入することで、Type-Cも差し込み可能にしておくのもアリだと思います。

ちなみにこちらは、後席用のベンチレーション(エアコンの吹き出し口)とDC12V電源ソケット。

後席用USBポートを設けない代わりに、こうして電源ソケットが設けられているだけも有難い所。

最近では、子供が後席に乗るときにスマホや任天堂Switchでゲームをすることが多いので、そういったときに充電ポートがあるのは助かります。

ちなみにこちらは、ヴェゼルの後席用ベンチレーションとUSBポート(2口)。

USBはType-Aを採用していますが、マイナーチェンジモデルではType-Cに変更されるようです。

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