日本人に納車された奇抜な内装を持つレクサスLFAが競売に登場!何と2番目のオーナーは「Mr.ビーン」ことローワン・アトキンソン…予想落札価格は驚異の約2億円
(続き)ローワン・アトキンソン氏が所有していたレクサスLFAを見ていこう
引き続き、ローワン・アトキンソン氏が所有していたレクサスLFAを見ていきましょう。
LFAの走行距離は1.1万km超え、日本で最も走られているLFAは17万km超え?!
走行距離は11,521kmと、年式に対してあまり走られていませんが、ローワン・アトキンソン氏が走らせたのは6,437kmと半分以上。
元々彼は、車をコレクションするのではなく走らせることが好きで購入しているとのことで、過去に所有していたマクラーレンF1も普段の足車としてフル活用していたそうです。
ちなみに日本人オーナーに納車されているLFAで、(私が知る限り)最も走行距離が多いのは、Instagram ID:pipi__.358さんで17万km超え。
LFAをメインカー且つ普段乗りとしてフル活用している有名なインスタグラマーで、他にもフェラーリ296GTSといった数多くのスーパーカーを所有。
F1や航空機産業のシャシーが採用されているLFA
LFAを長期維持するだけでも大変だとは思いますが、更に距離も乗って維持するとなると、私たちが想像する以上のコストがかかっているのではないかと思いますし、ここまでLFAを日常使いに酷使しているユーザーはいないのではないかと思います。
ちなみにLFAのパワートレインは、排気量4.8L 1LR-GUE型V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、鍛造ピストンやチタンバルブ、チタンリアサイレンサーなどの高性能ハードウェアを装備し、ヤマハとの共同開発によりF1のような甲高いサウンドを実現した一台。
最高出力は560ps、最大トルクは480Nmを発揮し、0-100km/hの加速時間は3.7秒、最高時速は327km/hにまで到達します。
ちなみにLFAのシャシーは、F1や航空宇宙産業で使用される強度と軽量性を備えた素材である炭素繊維強化プラスチック (CFRP)で作られており、サスペンションやその他のコンポーネントを取り付けるためのアルミニウム製フロント・リアサブフレームも備わっています。
内装はLFA史上最も奇抜なカラーリングかも?
そして今回の出品情報で一番の驚きだったのが内装。
これまでのLFAでは見たことの無い奇抜なカラーリングで、ブルーを基調としつつレッドのアクセントが加味されたデュアルトーンに、シート表皮はおそらくアルカンターラ素材。
オプションとしては、シートヒーターやマークレビンソンプレミアムサラウンドサウンドシステムが装備され、3種類の走行モードなども備わっています。
内ドア張りもブルーのアルカンターラが使用されていますが、サイドシルにもブルーのアルカンターラを使用しているのは驚き。
気になる予想落札価格は…日本円で約2億円!
ちなみにこの個体、先述にもある通り走行距離は11,521kmですが、予想落札価格は1,020,000ポンド(日本円に換算して約2億円)。
年々LFAの価値が天井知らずで高騰しているように感じられますが、果たして最終落札価格はいくらになるのか?更に希少性の高いLFAニュルブルクリンクパッケージは、現在どこまで高騰しているのか気になるところです。
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Reference:Drive