これが日本だったら荒れるな…正規米トヨタディーラーが新型ランドクルーザー250を高額転売→何と約300万円も上乗せして総額1,500万円で販売中

2024-04-22

アメリカの販売店の利益に対する貪欲さは、ある意味で尊敬できるところだが…

日本では2024年4月18日に発表・発売されたばかりとなる、トヨタ新型ランドクルーザー250(Toyota New Land Cruiser 250)。

ランドクルーザー300／タンドラ／セコイアなどと同じ、ラダーフレームベースのTNGA-Fプラットフォームを採用し、パワートレインはランドクルーザープラドと共通となる排気量2.7L　直列4気筒自然吸気エンジンと、排気量2.8L　直列4気筒ディーゼルターボエンジンの2種類が先行にて販売販売されました。

そして、これら2車種のエンジンをベースに、初回限定8,000台のみとなる特別仕様車First Editionが販売されたわけですが、この特別仕様車がアメリカの正規トヨタディーラーにて高額値で転売されていることが明らかとなりました。

アメリカ・カリフォルニア州にある正規ディーラーが、約300万円も上乗せして転売

こちらが今回、アメリカ・カリフォルニア州ユバ市にある正規トヨタディーラーのフューチャートヨタが高額値で転売しているという新型ランドクルーザー250のファーストエディション(First Edition)×ヘリテージブルー。

アメリカでは、ランドクルーザー250ではなく”ランドクルーザー”としてラインナップされており、パワートレインも日本ではラインナップされていない排気量2.4L　直列4気筒ターボエンジン＋デュアルブーストハイブリッド(i-Force MAX HYBRID)を搭載。

そのため、車両本体価格は76,695ドル(日本円に換算して約1,185万円)と元々が高額値で販売されているのですが、ここから更に「マークアップ」もしくは「市場調整」という形で19,995ドル(日本円に換算して約309万円)を上乗せして転売しているんですね。

まさかランドクルーザーがレクサスLX600並みとなる約1,500万円にて転売されるとは…

これらを足し合わせると、総額は96,690ドル(日本円に換算して約1,500万円)という価格設定になるわけですが、果たしてこの金額にて購入するユーザーが存在するかは不明。

ちなみに、正規ディーラーが発売されたばかりの新車・新型車に「マークアップ(プレミア価値)」もしくは「市場調整」という形で価値を付けて販売するケースは決して珍しくはなく、日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)やGT-R R35、トヨタ新型GRスープラ(Toyota New GR Supra)が発売されたときも、新車価格の約2倍にて転売する正規ディーラーが多かったと記憶しています。