トヨタ新型プリウスの電気式リアドアハンドルのリコール完了→リアドアを簡単に開ける裏技とは?トヨタ幹部がGRカローラに8速ATモデル追加を示唆?

遂に私の順番まで回ってきた新型プリウスのリコール対応!

2023年2月に私に納車されて15か月が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius)2.0L HEV Zグレード[2WD]。

前回のブログにて、プリウスの特徴の一つでもある電気式リアドアハンドルの構造に欠陥があるとして、洗車による水や雨水などがリアドアハンドルのすき間に入り込み、回路がショートする危険性があり、これによって走行中にリアドアが開く恐れがあるとして、トヨタは国土交通省に対してリコールを届け出ていました。

この不具合に対する改善対策としては、対策されたリアドアハンドルに付け替えることが予定されていますが、日本全国の累計13.5万台というとんでもない台数が有る関係で、すぐに対応することが不可 → 緊急策としてリアドアハンドル内のヒューズを抜くことで、電気式リアドアハンドルを機能させなくすることになっています。


リコール作業は1時間~1時間半ほどにて完了

ちなみにこのリコール作業ですが、一時的に電気式リアドアハンドルが使えなくなるという理由で、リコール対応を拒否もしくは無視するお客さんも続出。

その理由も、バッテリー上がりや故障などでリアドアが開けられなかったとき、応急的に使用可能な物理スイッチが「カタ過ぎる」ため、「毎回指を痛めてまで開けることはしたくない」という方が多いことから、リコール作業の後回しを依頼する方も多かったんですね。

もちろん、その希望者が増えるとキリがないため、ディーラー側も「後回しの受付けを中止」せざるを得なかったわけですが、リコール作業自体もかなり早いスピードで進められているため、後回しを依頼していた私も遂にその順番が回ってきました。

やはり電気式リアドアハンドルが使い得ないのは不便でならない

なおリコールの作業時間としては、概ね1時間~1時間半ほどで、パッと見た感じは何の変哲もないものの、リコール作業後は電気式リアドアハンドルのスイッチを押しても何の反応も無し。

そしてリアドアハンドルを開けるときは、上の画像の赤丸の通り、とんでもなくカタい物理スイッチを押す必要があるわけですが、これが大人の男性でも親指で強く押さないといけないため、子供や小柄な方だと開けることは困難。

爪の長い方だと、最悪爪が折れてしまう危険性もありますし、何よりも周りが無塗装ブラックの樹脂なので、すぐに傷が目立ってしまうという問題もあります。

スマートキーを使った裏技もあるの知ってる?

実際に電気式リアドアハンドルが使えなくなった身として、まず真っ先に感じたのは「使い勝手が悪くなった」ということ。

特に後席に子どもを乗せるときや、後席に荷物を仮置きする際には、当たり前のように使っていたリアドアハンドルが使えなくなったため、もし開けるとしたら、運転席のドアを開ける → 手を回しこんで後席内ドアハンドルを開けるという方法も。

ただ、これだとあまりにも効率が悪すぎるので、あくまでも現時点での応急処置並びに裏技として、ドアを解錠(アンロック)する際、スマートキーの解錠ボタンを長押しすることで、ドア解錠 → サイドウィンドウが全て開くギミックが備わっているため、これにより、後席ウィンドウが全開になったところから、内ドアハンドルまで手を回しこんで開けることでスマートに開けられるようになります。
注)長押しのギミックは、トヨタディーラーにてプログラム設定していただく必要があるため、リコールに合わせて設定していただくのも有り!

文面だけだとわかりづらいと思うので、以下に参考動画があるのでチェックしていただくと幸いです。

施錠・解錠長押し

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