これがフルモデルチェンジ版・レクサス新型ES?象徴ともいえるスピンドルを捨てたデザインになる?一部改良版・新型RXが2024年秋に発売予定!

トヨタは既に、レクサスブランドから「ES350h」「ES300e」「ES500e」を商標出願済み

前回のブログにて、トヨタのラグジュアリーブランドでお馴染みとなるレクサスより、ESシリーズに関する商標を出願したことをお伝えしました。

商標名としては、ハイブリッドモデルとなる「ES350h」と、ピュアEVモデルとなる「ES350e」「ES500e」の合計3種類。

おそらくはアメリカ&中国市場向けとして販売されたビッグマイナーチェンジ版・トヨタ新型カムリ(Toyota New Camry)をベースに、レクサスブランドとしてフルモデルチェンジ版・新型ESとして販売されるのではないかと予想されます。


早速、次期ESに関するイメージレンダリングも公開

via:Spyder7

今回の次期ESに関する商標が出願されたことで、国内外のカーメディアが「次期ESはこうなる?」というイメージレンダリングを公開。

まずは国内カーメディアSpyder7さんが作成した次期ESのイメージレンダリングを見ていきましょう。

上の画像にある通り、レンダリングのフロントナンバープレートには「ES300h」と表記されていますが、おそらくは「ES350h」の記載ミスだと推測。

プラットフォームはTNGA-Kの改良型が採用される可能性が高く、ボディサイズは現行ES300hと概ね同等になるとのこと。

次期ESはレクサスの象徴ともいえるスピンドルを捨てる?

今回のレンダリングで最も気になったのがフロントマスク。

フロントマスクはかなり個性的で、レクサス特有のスピンドルグリルや、LBXのユニファイドスピンドル、更にはLM500hやRXのようなスピンドルボディとは異なり、全く別物のフロントマスクへと変化していることが確認できます。

ヘッドライト意匠においては、現行NX/ISのように三眼LEDヘッドライトと、その上部にアローヘッド(L字型)のLEDデイタイムランニングライト、更にその上部のクリア部分にはLEDウィンカーらしきものが設けられていますが、果たしてこのデザインで登場するかまでは不明。

ES350hのパワートレインはどうなる?

ちなみに、先ほどの商標出願で明らかになった「ES350h」は、NX350h/RX350h、更には新型カムリに採用される排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+デュアルモーターを組み合わせたハイブリッドモデルが濃厚で、NX350h/RX350h同様に燃料の種類は無鉛プレミアム(ハイオク)に設定するのではないかと予想されます。

ES350e/ES500eは、RZシリーズの流れを汲む?

一方でピュアEVグレードの「ES350e」と「ES500e」に関しては、おそらくはRZ300e/RZ450eのようなすみ分けになると予想され、ES350eが前輪駆動ベース、ES500eが四輪駆動(Direct 4)ベースのハイパフォーマンスモデルになる可能性が高そうです。

なお次期ESのデビュー時期については、未だ具体的な情報は何も出てきていませんが、Spyder7さんの報道によれば「最速で2024年内にワールドプレミア」の可能性があるようです。

海外カーメディアも次期ESのレンダリングを公開!

ちなみにこちらは、ロシアカーメディアKolesa.ruが作成した「次期ESはこうなる?」というイメージレンダリング。

先程のSpyder7さんのレンダリングとは異なり、レクサスらしいスピンドルボディを演出しながらも、トヨタ・プリウス(Toyota New Prius)を彷彿とさせるハンマーヘッド風のデザイン言語が印象的。

こちらはリヤクォータービュー。

テールランプは新型RXを借用したセンター直結式の一文字を採用し、”L”マークエンブレムは廃止された”LEXUS”のレタリングバッジが貼付されていますね。

プラットフォームは基本的に流用だと思われ、スタイリング自体も現行ES300hから大きく変化しない?とは予想するものの、ビッグマイナーチェンジ版・新型ISの流れも考えると、これまでのイメージとは全く別物のセダンとしてラインナップしてくることも十分に考えられます。
※スポーティなISに対し、ESはラグジュアリーで伸びやかなスタイリングになる?

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