フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フリードの累計受注数が1.5万台突破!何と約7割がAIR EXで納期は「2025年4月以降」フィット4が材料費高騰で最大約15万円の値上げ
ティーザーサイトオープンから約1か月…メーカーもここまで注目を浴びるとは予想もしていなかっただろうな
2024年5月9日に先行ティーザーサイト並びに実車の内外装デザイン、そしてグレード構成なども明らかになった、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード(Honda New FREED)。
今回は、本モデルに関する最新納期情報に加えて、現時点でどれだけの受注が入っているのかチェックしていきましょう。
これに加えて、2025年モデルとなるステップワゴン(New STEPWGN)やZR-V, N-WGN, N-ONEが、物流費・材料費の高騰により車両本体価格が値上げとなりますが、これに加えて新型フィット4(New FIT4)も値上げとなるため、こちらの値上げ後のグレード別価格帯もチェックしていきましょう。
何と新型フリードの累計受注台数は2024年5月末時点で1.5万台超え!
まずは新型フリードの受注状況をチェックしていきましょう。
具体的な受注状況については、私がいつもお世話になっているホンダディーラーからの情報によると、2024年5月31日時点での累計受注数は15,000台を突破していることが判明。
しかも、そこから既に1週間以上が経過しているため、おそらくは2024年6月上旬時点で1.7万台~1.8万台に到達しているのではないかと予想されます。
やはりAIR EXがダントツで人気!全体の約7割を占める
続いて、グレード別での受注状況ですが、あくまでもAIR/AIR EX/CROSSTARの3グレードで分けた状態ですと…
AIR:約450台(全体の約2%)
AIR EX:約10,500台(全体の約69%)
CROSSTAR:4,300台(全体の約29%)
累計:約15,250台
以上の通りとなります。
こうしてみると、圧倒的にAIR EXの受注台数が多いことがわかりますし、全体の約7割を占めているんですね。
ちなみに私は、唯一の3ナンバーモデルとなるCROSSTAR e:HEV・3列6人乗り[2WD]を購入・契約しましたが、CROSSTARは全体の約3割と意外に少な目。
やはり3ナンバーと5ナンバーの違いもあるかもしれないのですが、一方でデザインテイストはAIR/AIR EXの方が、シンプルで愛嬌のある顔つきなので、特にファミリーユース世代には突き刺さるようなデザインなのかもしれませんね。
2024年6月上旬時点での最新納期情報は?
続いて、2024年6月6日時点(5週目の受注開始日)での最新納期情報をチェックしていきましょう。
【新型フリードのグレード別納期一覧(2024年6月6日時点)】
AIRガソリン:2024年10月~11月頃
AIR e:HEV:2024年10月~11月頃
AIR EXガソリン:2025年2月~3月頃
AIR EX e:HEV:2025年4月下旬以降
CROSSTARガソリン:2024年10月~11月頃
CROSSTAR e:HEV:2024年11月~12月頃
2024年5月10日に先行受注受付けが開始して約1か月が経過しますが、最も売れ筋のAIR EX e:HEVがとんでもないことになっていますね(単純に10か月以上の納期)。
おそらくこのままの勢いで売れ続ければ、本当に発売日の2024年6月28日には「納期1年以上」になってしまうかもしれません。
あと個人的に疑問に思ったのは、最も受注割合の少ないAIRと、全体の約3割の受注を獲得しているCROSSTARの納期が概ね同じであること。
AIR/AIR EXの生産ラインが同一?という可能性もありますが、これからの購入検討はスケジュール面も考慮すると、ちょっと難儀なところがありそうです。