【悲報】フルモデルチェンジ版・レクサス新型GX550 OVERTRAIL+が発売延期と報道。お粗末な情報管理に加え、なぜ自社の公式ホームページで伝えないのか?

クラウンエステートから、既にユーザー側もトヨタ/レクサスの「延期の伝え方」に疑問があるようだ

2024年4月19日、先行にて発表されたレクサスの特別仕様車GX550 OVERTRAIL+。

本モデルは、2024年秋頃に発表・発売予定となっているフルモデルチェンジ版・新型GX550をベースにした初回限定モデルで、日本での販売台数は抽選限定100台のみと極めて少ないものの、その代わり同年6月上旬より販売を開始する計画でした。

しかしながら、この度特別仕様車GX550 OVERTRAIL+が、トヨタの型式認証不正の問題により、発売時期が未定になったことが明らかとなりました。


あくまでも特別仕様車OVERTRAIL+に限定されたもので、スタンダードモデルについては不明

国内カーメディア・日刊自動車新聞の報道によると、この特別仕様車GX550 OVERTRAIL+の発売時期が延期となった背景については、先ほどの通り型式指定における不正行為により、現時点でも社内調査を継続していることから「新規認証取得を見送っているため」とのこと。

なお、GXは今回の不正事案の対象ではないとのことですが、同じ理由で2024年7月20日に発売予定だったトヨタ新型クラウンエステートも発売を延期。

しかもこちらも、1か月~2か月ほど発売時期を遅らせるのではなく「未定」と発表しているそうです。

なぜ公式プレスリリースでの発表ではなく、メディア・マスコミ経由での発表なのか?

なおトヨタは「長らくお待ちいただいている中でたび重なる発売延期となり、お客さまをはじめ、すべてのステークホルダーに対して重ねて深くおわび申し上げる」とコメントしていますが、このトヨタの対応について違和感に感じることも。

っというのも、トヨタはクラウンエステート含めて「トヨタの公式プレスリリース」を通して発売延期の発表をしておらず、クラウンエステート/GX550の両車ともにメディア・マスコミを通してから延期を発表しているため「そもそものスタート地点が、どうしてメディア・マスコミからなの?」と思われる方も多いようです。

購入者に対しての謝罪の想いがあるのであれば、最低限のマナーとしてトヨタ公式ホームページを通して謝罪することが筋なのではないか?と感じますし、そもそも抽選に当選した100名には、予めメーカーもしくは販売店を通して「発売延期の連絡」はあったのかも気になるところ。

ちなみに、クラウンエステートの発売延期のときから、「トヨタってメディア・マスコミを利用して情報を拡散させるだけで、自社HPを通して延期の報告って一切しないよね?」「自社サイトで謝罪せず、マスコミを利用して代わりに謝罪してるようだけど、更に不愉快だわ」といったSNSでの投稿が散見されたため、今回の報道に違和感を感じている方も多いのかもしれませんね。

2ページ目:メディア・マスコミを通して発売時期を延期しながらも、新型GX専用ページはお粗末な管理?