【悲報】レクサス最大の魅力「レクサスケアメンテナンスプログラム」が改悪に…2024年10月の登録車両から6か月点検が「有償」になるようだ
本来であればプレスリリースで告知してほしいレベルの改悪である
レクサスの新車/販売店認定中古車を購入する際に特別に付帯される「レクサスメンテナンスケアプログラム」。
このサービスは、車両登録後からの初回車検を含まない「1か月/6か月/12か月/18か月/24か月/30か月」法定点検を”無償”にて受けられるというもの。
いわゆるトヨタやホンダ、日産などのディーラー推奨となるメンテナンスパックが、最初から車両本体価格に含まれているため、「レクサスのおもてなし・サービス料」として広く認知されてきたプログラムでもあります。
しかしながら、このレクサスケアメンテナンスプログラムが改悪することが明らかとなりました。
2024年10月1日より登録される車両については、「レクサス6か月ケア」が無償で受けられなくなる
こちらが、レクサス公式ホームページ「レクサスケアメンテナンスプログラム」に関する内容。
上の画像にある通り、従来のレクサスケアメンテナンスプログラムは…
●車両登録後1か月:レクサス1か月ケア
●車両登録後6か月:レクサス6か月ケア
●車両登録後12か月:法定12か月点検
●車両登録後18か月:レクサス6か月ケア
●車両登録後24か月:法定12か月点検
●車両登録後30か月:レクサス6か月ケア
以上の通り、全6項目のサービス内容になっています。
しかしながら、上の画像の赤四角に記載されている通り、「*2024年9月末までに登録完了する車両のサービス内容です。2024年10月1日以降に登録する車両については、レクサス1ヶ月ケア、法定12ヶ月点検(12ヶ月)、法定12ヶ月点検(24ヶ月)のみが無償付帯されます。」と、”シレッ”と記載されていることが確認できますね。
つまり、今後新車にて販売されるであろう一部改良版・新型RXやフルモデルチェンジ版・新型GX含む、今後レクサスにて購入する新車に関しては、発売時期や納期などの関係で「2024年10月1日以降の登録」になることが予想されるため、以下のような改悪後のレクサスケアメンテナンスプログラムを受けることになります。
●車両登録後1か月:レクサス1か月ケア
●車両登録後12か月:法定12か月点検
●車両登録後24か月:法定12か月点検
こうして見ると、レクサス6か月ケアメンテナンスが無償で受けられなくなる、つまりは有償扱いになる可能性が高く、新車購入・契約時の見積もりの中で、レクサス6か月ケアを追加したい場合は「ディーラーオプション」で購入することも考えられそう。
なぜレクサスのサービスが改悪するのか?
この背景には、年々増加するレクサスユーザー(LBXやUXなどのエントリーモデルが追加されたことも大きい)や、インフレによる車両本体価格の値上げ、サービス内容と人件費を維持・向上するための止む得ない対策なのかもしれないですが、それならばトヨタ/レクサスの公式プレスリリースにて大々的に公表しても良いのでは?と思う所(それなのにレクサス販売店が大幅に増加するなどの動きは無い)。
レクサスケアメンテナンスプログラムが「6項目」から「3項目」へと減ってしまうのは衝撃的ではありますが、レクサス車を購入する方の中には「点検を受けに販売店に行く=レクサスオーナーズラウンジにてお茶菓子を頂く」といった、レクサスのサービスやおもてなしを楽しみにしている方も多いと思いますし、私もそのサービスを体感したくてレクサス車を購入しているため、そのサービスを受ける回数が少なくなるのは残念に思うところ。
ただ、そういったサービスを維持していくための対策だとしたら致し方ないことだと思いますし、レクサスはこれまで、点検とは全く切り離された「無償洗車サービス」を有償化するなどの変化がありましたし(販売店によって異なると思いますが…)、今後もレクサスのサービス内容は変化していくことも考えられそう。
2ページ目:レクサスのサービス内容が変化しているのは、昨今のレクサスモデルが増えたことや新規オーナーが増えていることも要因の一つ?