夏場のガソリン給油に注意!普段通り満タン給油にすると膨張して噴き出す恐れアリ…ホンダ新型シビックタイプR(FL5)に通算「5~9回目」の給油!

シビックタイプR(FL5)は燃料タンク容量が小さい関係で、給油頻度が多い → 複数回給油をまとめて記事にすることに

2024年2月に私に納車されて4か月以上が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。

今回は、本モデルが納車されて「通算5回目~9回目」となる給油・燃費記録をチェックしていきたいと思います。

本来であれば、毎回給油する度にレポートしていこうと思っていたのですが、シビックタイプR(FL5)の場合は「燃料タンク容量が47Lと少ない」ため、軽自動車並みに給油頻度が多い関係で「できるだけ複数回分を1つの記事にまとめる」ようにしていこうと思っています。

2024年5月のゴールデンウィーク(GW)期間中は、約1,700km走行したために3回は給油しましたから、これらの給油分も含めてのトータルのガソリン代をまとめて見ていきましょう。


夏場の給油は特に注意!普段通り満タン給油にするとガソリンが噴き出す恐れも…

本来であれば、まずはシビックタイプR(FL5)の給油警告ランプの点灯タイミングから見ていきたいところですが、今回は夏場の給油時に注意すべき点をお伝えしていきたいと思います。

外気温34度以上という真夏日のとき、シビックタイプR(FL5)に満タン給油した際に経験したことなのですが、従来通り満タン給油 → 給油ガンが”ガシャン”と音がするまで給油した際に、何とガソリンが給油口からあふれ出てしまったんですね。

これは単純に給油ガンが壊れていたのではなく、ガソリンの特性を完全に忘れていた私に問題があり、温度によって膨張率が変化するため、温度が低いと膨張率が下がり、反対に温度が高くなると膨張率が上がります。

炎天下の給油はいつも以上に注意深く…もしくはピーク温度を避けての給油がおススメ

従って、今回のように真夏日の給油を行うと、地下で一定温度に保たれていたガソリンを地上の高温にさらすことで膨張するため、ガソリンが給油口から漏れてしまう危険性が高まってしまいます。

ガソリンの噴き出しは極めて危険ですし、何よりガソリン単価が上がっているなかでの吹き出しは勿体無いなく感じるでしょうから、できるだけ無駄にはしたくないところ(噴き出すガソリンが小銭に見てしまうようなアレ)。

まだ外気温が下がりやすい夜間時であれば、満タン給油にしても噴出さない可能性はあるものの、ピーク温度に達しやすい日中は、常に満タンにならないよう意識するか、それなら最初からピーク温度を避けるような時間帯に給油することをおススメします。

ガソリンが噴き出したあと、できるだけ早く給油キャップを閉めて「更なる吹き出し」を回避する

なお、私が満タン給油した際に噴き出したガソリンについては、すぐに給油を終えたあとに給油キャップを閉め(じゃないと更に噴き出す危険性がある)、近くにいるスタンドのスタッフに相談。

幸い、火災につながるほどではなかったので良かったのですが、ガソリンが噴き出したときはパニックになる恐れもありますし、その勢いで給油ガンを引いてしまい、周りにガソリンをまき散らすといった例も過去のお客さんで居たそうなので(アクセルとブレーキの踏み間違いのような事故だな…)、そういったトラブルにならないように事前に状況を把握した上で給油に臨みたいところです。

給油警告ランプが点灯するタイミングをチェック

そしてここからは、毎回恒例となっているシビックタイプR(FL5)の給油記録に加えて、給油警告ランプの点灯タイミングを見ていきましょう。

上の画像にある通り、今回は航続可能距離が残り「49km」のタイミングで給油ランプが点灯しました。

これまでのデータをまとめていくと、概ね47km~51kmで給油警告ランプが点灯しているので、今回は大きな誤差もなく丁度中心部。

ガソリン(燃料)が残り何Lで給油警告ランプが点灯するの?

航続可能距離が残り何kmで給油警告ランプが点灯するか?をチェックしましたが、参考までにシビックタイプR(FL5)の取扱説明書をチェックしてみると、「燃料残量がおよそ7.0L」になったときに給油ランプが点灯する仕様になっています。

これまでの経験上、航続可能距離が残り0kmになったときに満タン給油すると、概ね40L付近で給油ガンがストップする傾向に(燃料タンク容量は47L)。

とはいえ、燃料残量ギリギリまで攻めるような車でもないため、本来はできるだけ早く給油することをおススメします。

2ページ目:航続可能距離が残り0kmになってから更に走らせてみる!