ホンダ新型ステップワゴンがマイナーチェンジしなかったのは残念!元オーナーが望む「ステップワゴンに必要なグレードや装備」をまとめてみた

2024-06-17

まさか新型ステップワゴンが一切改良されることなく「2度の値上げ」のみに留まるとは…

2022年5月に発表・発売されて2年以上が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)。

私も2022年6か月にステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムライン(SPADA PREMIUM LINE)が納車され、約1年半ほど所有しました。

本モデルが発売されて2年以上が経過したにも関わらず、2024年7月4日には「2回目の値上げのみ」で、特にこれといった年次改良や新機能の追加、グレード構成・ボディカラーの見直しは一切ありませんでした。

さすがに3年が経過する2025年6月以降には、初のマイナーチェンジが実施されることに期待したいところですが、元オーナーである私が本モデルに求める機能や装備などについてまとめていきたいと思います。


ステップワゴンこそ、ステアリングヒーターは必須

まずステップワゴンの装備面で真っ先に思ったのは、ステアリングヒーターを搭載すべきということ。

全グレードに標準装備を求めるのではなく、上位グレードSPADA/SPADA PREMIUM LINEに標準装備だったり、メーカーオプションにて設定するなどの選択肢があってほしいところ。

ちなみにこの機能は、競合モデルのトヨタ新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)や、日産の新型セレナ(Nissan New Serena, C28)にも搭載されている機能ですし、もっと言ってしまうと、ホンダのエントリーモデルとなるフィット4(New FIT4)の一部グレードでも採用されている機能ですから、「なぜ兄貴分のステップワゴンに搭載されないの?」と不満に感じるのは当然。

シートヒーターが採用されているのは有難いのですが、冬場のステアリングホイールは意外と冷たくてストレスになりますし、冷え性の方からすると、真っ先に体の冷えを感じるのって、腰やお尻よりも肌が露出している手だと思いますから、是非とも次回のマイナーチェンジもしくは一部改良で採用してほしいところですね。

PREMIUM LINEグレードはAIRにも設定すべき

続いては、ステップワゴンのグレード構成について。

ステップワゴンでは、ガソリンモデルとハイブリッドe:HEVモデルともに、ノーマルボディのAIRグレード、エアロボディのSPADA/SPADA PREMIUMの全3グレードが展開されています。

ノーマルボディのAIRに関しては、SPADAに比べて装備内容が限られており、シートヒーターや全席USBチャージャーも備わっていない、ヴェゼル・ガソリンGに廉価グレードになります。

そこで個人的に希望するのは、ステップワゴンAIRに装備内容が充実したPREMIUM LINEが採用されても良いのでは?ということ。

フリードAIR EXは、ステップワゴンにつなぐための布石?

AIRの愛嬌のある顔つきが好みという方も多いと思いますし、なかには「どうして新型フリードAIR/AIR EXを設定しているのに、ステップワゴンにはAIRの上位グレードを設定しなかった?」と不満に思われる方も少なくないと思うんですね。

もしかしたら、フリードAIR EXが、後々ステップワゴンのマイナーチェンジもしくは一部改良モデルで新しく展開されるための伏線かもしれませんが、何れにしても、今のままのグレード展開では競合モデルのノア/ヴォクシーやセレナ(C28)に大きく突き放されるだけなので、早期的な改良モデルの市販化を期待したいところです。

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