フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フリードe:HEV AIR EXの実車を見てきた!エアロパーツの細部に加え、「残念なポイント」を中心にチェック

新型フリードの実車展示会に足を運ぶのは、これで3度目

2024年6月27日に発表/同月28日に発売予定となっている、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード(Honda New FREED)。

発売前であるにも関わらず、e:HEV AIR EXグレードを中心に長納期となっている大人気モデルですが、今回改めて実車展示会に参加させていただくことになりましたので(しかも3回目)、改めて細部のデザインをインプレッションしてきたいと思います。

個人的にちょっと気になるポイントを中心に見ていきながら、「ここは残念だな…」と思う所も見ていきたいと思います。


展示されていたのはAIR EX・3列6人乗り[2WD]のカスタムモデル

早速、今回展示されていた新型フリードを見ていきましょう。

グレードは、ガソリンモデルのAIR EX・3列6人乗り[2WD]で、ボディカラーはプラチナホワイトパール。

エクステリアには、ホンダアクセスのドレスアップパーツとなるスーペリアスタイル(Superior Style)をフル装備。

以前、グランフロント大阪のうめきた広場にて展示されていた車両になります。

まず真っ先に注目したいのはエアロパーツとフロントLEDフォグランプ。

今回このモデルで一番注目したかったのが、フロントフォグランプ周りの縦基調となるグロスブラックパーツ。

もう少し拡大してみるとこんな感じ。

このパーツの何が気になるのかというと、縦基調のところにエア抜き用のダクトが設けられているかどうか?ということ。

エア抜き用のダクトは無し

実際に確認してみたところ、縦基調のところにダクトのような穴あき加工は確認できず、単純にグロスブラックのパーツをポン付けしているのみ。

あくまでもドレスアップパーツというイメージで、モデューロXなどのような空力・空冷を考慮したスリットなどが無かったのはちょっと残念。

アウタードアハンドルプロテクターは賛否有り?

こちらはホンダアクセス製のアウタードアハンドルプロテクター。

フロント・リアに装着可能となる爪キズ防止用のパーツになりますが、ホンダの営業スタッフさん曰く、MUGEN製のカーボン調ドアハンドルプロテクターとは異なり、樹脂パーツとドアパネルとのすき間が出来てしまい、雨水などの水滴が入り込んでしまうことがあるとのこと。

そのため、その周りが黄ばんでしまう恐れがあるそうで、爪キズ以上に手入れが少々面倒だそうです(フリード含め、他のラインナップモデルでもあまり装着しているお客さんは少ない模様)。

こちらは「テールゲートスポイラー」。

ボディカラーと同色で、何よりも可倒式ポールアンテナではなくシャークフィンアンテナに変更されたことでスマートな仕上がりとなっています。

ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINE風のラグジュアリーな15インチアルミホイール

こちらもディーラーオプションの15インチアルミホイール。

ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINEの17インチアルミホイールに近い切削光輝+グロスブラックのデュアルトーンホイール意匠で、タイヤ銘柄はヨコハマ製BluEarth FE AE30。

タイヤサイズは、標準モデル同様に185/65 R15 88Sとなっています。

2ページ目:新型フリードの内装でもちょっと残念なポイントが多数?