スバルが「史上最速のWRX」と謳う新型プロジェクト・ミッドナイトを世界初公開!マセラティが謎に包まれたMCXtremaを発表するも、スペックなどは一切明かされず

(続き)マセラティがMC20ベースのサーキットモデルとなるMCXtremaを発表!

続いて、マセラティがMC20をベースにしたレーシングモデルとなる新型MCXtremaを公開。

このモデルはサーキット専用になるため、公道での走行は不可能であり、世界限定62台のみ生産される予定です。

ただ、本モデルに関しては現時点で具体的な情報がなく、どのようなスペックとなるのか、競合モデルは何になるのかも明らかになっていません。


謎多きモデルではあるが、その見た目はまさにエクストリーム

こちらが今回、マセラティが公開したサーキット専用モデルの新型XCTrema。

2023年に開催されたモントレー・カー・ウィークにて、特別なMCXtremaを発表した後、特にこれといった追加情報はありませんでしたが、今回ようやく最終型?と思わしき個体を発表。

マセラティが定めるVIP顧客を対象に、世界限定62台のみ製造予定となっていますが、同社曰く「MCXtremaは、公道走行可能なMC20をベースにしながらも、大幅にアップグレードされ、出力とダウンフォースが増大し、公道車よりも大幅に軽量化されています」と語っています。

本モデルについて、海外カーメディアがフォーミュラEポートランドE-Prixで、マセラティ・コルセの責任者であるジョバンニ・スグロ氏に、この車について取材。

ジョバンニ・スグロ氏は、MCXtremaに対する好評を受け、将来的に同様のモデルに興味があることも明らかにしています。

なおコメントでは、「この少数の車の将来が、我々にとって本当に何を意味するのかを探求することは、非常に意味のあることだと思っています」と語り、加えて「これは、我々がブランドを最大限表現することを可能にするモデルです。我々はサーキットで生まれたので、当然パフォーマンスについて語らなければなりません。そして、この車は明らかにそれを実現しますが、そのためにデザインを犠牲にすることはありませんでした」と語っています。

コメント内容のほとんどが抽象的であり、詳細が何も明らかになっていないMCXtrema

スペックや空力特性を重要視していながらも、その肝心のスペックを一切明らかにしないジョバンニ・スグロ氏。

彼は、「これらの物体、これらのパフォーマンスマシンが私たちの観客が求めているものであるという素晴らしい兆候を示しています。そして、この道を歩み続けることも非常に重要だと思います」とコメントしながらも、そのほとんどが抽象的な内容であり、本モデルの肝に触れようとしないところに、何かまだ問題があるのかも?

結局のところ、今回カーメディアの取材にて「具体的なスペックや走行性能」は明らかにならず、「具体的な発表・発売時期」「価格帯」「競合モデル」は不明なままのため、本格的な量産モデルが登場するのはまだまだ先になるのかもしれません。

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Reference:motor1.com, CARSCOOPS