見た目は新型WRX STI!スバルUSAがスポーティで先進的な新型WRX tSを世界初公開!トヨタ新型GR GT3の開発車両をスパイショット!公道モデルはレクサス版になる?
スバルUSAは「新型WRX STIを発売しない」と明言しているが、それに近いモデルとなるWRX tSを発表!
スバルのアメリカ法人であるスバル・オブ・アメリカは以前、4ドアスポーツセダンでハイパフォーマンス仕様の新型WRX STIを製造しないことを明らかにしました。
ただ、「WRX STIほどではないが、それに近いスポーツモデルを市販化する可能性がある」ことも明らかにしました。
そしてスバルは、スポーツモデルとなる新型WRX TRを導入し「これでWRXのスポーツシリーズは最後か?」と思っていたところ、2024年5月30日に新型WRX tSが世界初公開されました。
パッと見「WRX STI?」と見間違えるような配色がユニーク
こちらが今回、スバル・オブ・アメリカが発表した新型WRX tSのエクステリア。
パッと見た感じで、WRブルーとフロントグリルにある赤の”WRX”バッジの組合せが、まるでWRX STIと思わせるかのようなデザインでユニーク。
本モデルは、WRX TR同様にスバルのSTI部門によってチューニングされたモデルで、よりスポーティな乗り心地を実現する電子制御ダンパーや、GTモデルから流用した調整可能な運転モード(スポーツモード付き)、制動力を高める高性能ブレンボブレーキを標準装備します。
特にアップグレードされた足回りのローターは、フロントに6ピストンキャリパー、リアに2ピストンキャリパーがインストールされ、ブリヂストン製ポテンザS007タイヤ(245/35)と19インチアルミホイールを装備することで、見た目のインパクトもアップ。
こちらはインテリア。
シートは、スポーティなレカロバケットシートでホールド感をアップ。
シート表皮は、ブラックのフェイクスエードが使用され、ブルーのアクセントが加味されています。
更にヘッドレストには、WRX tSのロゴが加味されて特別感を演出しています。
スバルUSAとしては珍しい12.3インチフル液晶メーターを採用!EyeSightも搭載!
インフォテイメント系に関しては、12.3インチのフルデジタル液晶メーターが搭載され、センターナビゲーションは変わらず11.6インチのタブレット型を搭載。
予防安全装備に関しては、アダプティブクルーズコントロールや車線逸脱警報などの機能を備えたスバルEyeSightも装備されています。
今回スバルは、WRX tSに関する具体的な価格帯を明らかにしていませんが、実質的にWRX TRの後継機種として販売することも明らかにしています。
なお発売時期については、スバル公式は2025年初め頃に発売することを明らかにしています。