ホンダはNSXやシビックタイプRよりも前にピニンファリーナデザインのHP-Xを発表していた!アウディ新型A6 e-Tronが発表され、約100年ぶりのFRセダンとして登場
(続き)アウディがこれまた珍しい後輪駆動セダンとなる新型A6 e-Tronを発表!
続いて、アウディが新型A6 e-Tronを世界初公開しました。
本モデルは、後輪駆動[RWD]をベースとしたミドルサイズセダンで、これまでは前輪駆動[FWD]をベースにしてきただけに、かなり大胆な変更となります。
ちなみに、後輪駆動を採用するセダンは1930年代後半のアウディ920まで遡ることになるため、約100年ぶりの後輪駆動セダンというのも興味深い所。
今回の最新モデルでは、メインライトの下部にLEDデイタイムランニングライトとウィンカーの別々のストリップを配置するトレンドを採用。
欧州版に関しては、アダプティブマトリックスLEDと設定可能なライトシグネチャーがありますが、これらは規制によりアメリカでは採用されないのがネック。
なおサイドミラーレスのカメラについても同じことが言え、アメリカ向けは従来のサイドミラーのみが搭載されます。
どことなくクラウンクロスオーバーのような雰囲気も?
この他のポイントとしては、従来のアウタードアハンドルが車体から突き出ているQ6 e-Tronとは異なり、A6 E-Tronはフラッシュドアハンドルを採用。
これにより、更に洗練されたスタイリングが得られ、セダンというよりもファストバックのような滑らかなボディラインとなっています(どことなくトヨタ・クラウンクロスオーバーのような面影も…?)。
なおアウディによると、今回発表されたスポーツバックの抗力係数は僅か0.21だと宣伝していますが、アメリカ仕様の場合はサイドカメラではなくサイドミラーになるため、Cd値は大きくなるとのこと。
インテリアはアウディらしい先進的なコックピット
続いてインテリアも見ていきましょう。
運転席には11.9インチのフル液晶メーターが搭載され、中央には14.5インチの巨大ディスプレイオーディオ、そして助手席には専用10.9インチタッチスクリーンが追加されました。
グレードは大きく3種類をラインナップ
グレードに関しては、A6 e-Tron[RWD]とA6 e-Tronクワトロ、そしてハイパフォーマンスモデルとなるS6 e-Tronの3グレードが展開されるとのこと。
なおベースグレードとなるA6 e-Tron[RWD]は100kWhのバッテリーが搭載され、システム総出力362hpを発揮し、0-96km/hの加速時間は5.2秒、最高時速は209km/hと控え目。
続いて中間グレードとなるA6 e-Tronクワトロは、バッテリー容量も最高時速も変わらないものの、システム総出力は422hpにアップデートされ、0-96km/hの加速時間は4.3秒と大幅に短縮されています。
そして最後のS6 e-Tronは、バッテリー容量は変わらないものの、最高時速は240km/hに引き上げられ、システム総出力496hp(ローンチコントロールで543hp)、そして0-96km/hの加速時間は僅か3.7秒となっています。
ドイツでの価格は75,600ユーロから
最後に気になる価格帯ですが、ドイツ向けだとA6 e-Tron Sportbackは75,600ユーロ(日本円換算で約1,230万円)からとなり、S6 e-Tron Avantは101,150ユーロ(日本円換算で約1,645万円)からとなります。
欧州での受注開始は2024年9月を予定していますが、アメリカや日本での受注開始は不明です。
1ページ目:ホンダが40年前に発表したピニンファリーナデザインのHP-Xコンセプトを、2024年8月18日に開始されるペブルビーチにて公開!
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Reference:motor1.com1➀、②