(豪)スバルが2024年「2度目」となる新型アウトバックの特別仕様車を追加!マツダCX-60/CX-90のクラッチが切断され自走できない恐れがるとしてリコール
(続き)日本だけでなく、オーストラリア向けマツダCX-60とCX-90にリコール!
続いてマツダのオーストラリア法人が販売する新世代CXシリーズの新型CX-60/CX-90の2車種を対象に、リコールが届け出されました。
リコール通知によると、減速時にエンジンと電気モーターのクラッチが切断されたままになる可能性があるとのこと。
これはディーゼルエンジンを搭載するモデルが対象で、トランスミッション制御モジュールのソフトウェア問題があるとして、2023年~2024年モデルとなるCX-60/CX-90の2車種・計860台が対象となっています。
最悪の場合、自走できずに他車を巻き込む事故に発展するかもしれない?
気になる不具合内容としては、トランスミッション制御モジュールのソフトウェアの問題により、車両を停止させるためにブレーキペダルを強く踏み込んだ場合、減速中にエンジンと電気モーターのクラッチが切断されたままになることがあるとのこと。
この状態になると、アクセルペダルを踏んだときにエンジンまたは電気モーターからの動力が伝達されない恐れがあるため、すなわち自走できずに後続車両からの追突を受ける恐れがあるかもしれません。
繰り返しにはなりますが、アクセルペダルを踏んだときにエンジンや電動モーターから動力が伝達されない場合、車両の乗員や他の道路利用者が重傷を負ったり、死亡したりするリスクが高まる恐れがあります。
改善措置としては、トランスミッション制御モジュールのキャリブレーションを無料で更新するとのことですが、そもそも今回の不具合はマツダ社内で確認できたものなのか、それともユーザーからの報告で明らかになったものなのかが気になるところ。
仮に後者だった場合は、既に公道上にて不具合を確認した上で報告されたことになるため(しかも事故に発展しているかもしれない?)、マツダはこの問題を発見することが出来なかった、ということになります。
1ページ目:スバルのオーストラリア法人がまたもアウトバックの特別仕様車を発表!