ホンダ新型 N-BOXは変わらず1位でスペーシアを引き離す!トヨタ・ヤリスクロスの生産停止の影響は?2024年8月度の最新新車販売・登録台数ランキングが公開
相変らずN-BOXの販売は好調だが、2024年9月~10月は更に大きな動きがありそうだ
全国軽自動車協会より毎月発表される、国産軽自動車の各月登録新車販売台数ランキング。
今回は、「2024年8月度」の軽自動車新車販売・登録台数ランキングを見ていきたいと思います。
2024年8月度のランキングにおいても、やはりホンダN-BOX/N-BOX Customが1位を獲得し、それに猛追する形でスズキ・スペーシア/スペーシアカスタムが2位を獲得。
2024年9月20日には、アウトドアテイストとなる新型 N-BOX JOYと新型 スペーシアギアが同日に発売されるため、「2024年9月~10月」は更に販売・登録台数で大きな動きがあるかもしれませんね。
2024年8月度の軽自動車・新車販売台数ランキングは?
それでは早速、2024年8月度の(軽自動車)新車販売台数ランキングを見ていきましょう。
【2024年8月度の登録新車販売台数ベスト15】
- ホンダ・N-BOX:14,441台(前月16,500台)
- スズキ・スペーシア:11,166台(前月13,073台)
- ダイハツ・タント:9,929台(前月12,576台)
- スズキ・ハスラー:6,376台(前月7,501台)
- スズキ・ワゴンR:5,611台(前月7,083台)
- 日産・ルークス:4,786台(前月7,419台)
- スズキ・アルト:4,744台(前月5,535台)
- ダイハツ・ムーヴ:4,427台(前月5,083台)
- ダイハツ・タフト:4,370台(前月4,644台)
- 三菱・デリカミニ/eKシリーズ:4,332台(前月4,600台)
- 日産・デイズ:3,732台(前月3,555台)
- ダイハツ・ミラ:3,034台(前月3,705台)
- スズキ・ジムニー:2,904台(前月3,682台)
- ホンダ・N-WGN:2,464台(前月3,190台)
- スズキ・エブリイワゴン:1,572台(前月2,008台)
2024年8月度のランキングは上の通りとなります。
ダイハツは全体的に販売・登録台数を伸ばしているが…
今回のランキングにおいては、N-BOXシリーズやスペーシアシリーズの販売が目立つ一方で、ダイハツもようやく安定した販売・登録台数をたたき出しているものの、一方で気になるのは2024年10月以降の生産状況について。
今回のランキング上位にはランクインしていませんが、2023年12月の大規模不正問題により、全ラインナップモデルの生産・販売・登録が停止になった関係で、2025年モデルの改良はもちろんのこと、新車・新型車の開発がストップしてしまったため、「法規制に対応できないモデルが生産ストップ」するものもあるんですね。
しかも、2024年内に発売が期待されたフルモデルチェンジ版・新型 ムーヴに関しても、上述の関係で大幅に発売が遅れるとのことで、早くとも2025年5月にズレ込むと報道されています。
デリカミニの販売・登録も好調だが、この勢いはどこまで続く?
続いては、2023年5月に発売されて1年4か月近くが経過した三菱の新型 デリカミニ。
本モデルは、eKクロススペースのビッグマイナーチェンジになるため、大きく変化したのはエクステリアと足回りであり、内装の造りやインフォテイメント系、そしてドライビングサポートMi-Pilotは大きく変化していないんですね。
2024年6月には”初”の一部改良が実施されたものの、特に内外装が変化することもなく法規制対応のみ。
デリカミニは、良くも悪くも完成されたデザインのため、マイナーチェンジ相当の改良が入った際、エクステリアはどのように変更が加えられるのか?現行以上にキャッチーで愛嬌のある顔つきにアップデートできるのか?といった、様々なハードルがあるため、ある意味で三菱は「大変な車を作ってしまった」ように感じられます。